JEN
Japan Emergency NGOs

事業計画書

事業対象地状況

状況写真

追加説明資料

人役計

従事業務

事業費(人件費)

本部人役(東京)

1人役

プログラム・オフィサー
事業計画に沿って、詳細な調整・連絡業務を現地プロジェクトチームと行う。また、事業全体の予算管理についても、現地の経理担当と調整する。更に、現地からの報告書をまとめ、事業進捗等も含めて、JPFに連絡・報告する。

577,500円

現地人役計

15人役

1,702,500円

国際スタッフ人役

2人役

1.現地国際職員プロジェクト・マネージャー
JENの国際職員がコロンボを拠点に、現場における事業実施の責任を負い、事業全体を統括する。事業の運営に関する権限もこのプロジェクト・マネージャーにあり、事業の執行管理も行う。事業実施の全ての段階において現地職員とセワランカから密な報告を受け、事業の進捗状況を逐次監理するとともに、常に現場ハンバントッタに赴いてフィールドで事業をモニタリングする。承認予算の適正執行に関しても、現場レベルで責任を負い、ファイナンス・オフィサーに適切な指示をしながら監督する。さらに、本部事務局やJPFへの報告書等の作成を行う。
2.現地国際職員ファイナンス・オフィサー
 JENの国際職員がコロンボを拠点に、現地における経理の責任を負い、調達に係る見積もりの確認と管理、支払業務、帳簿作成、会計報告書作成、外部監査のための準備等を行う。これらの作業を、現地職員のファイナンシャル・アシスタントと共に監督しながら行なう。更に、物資の入札・購入・支払いの際には、現地職員のプロキュアメント・オフィサーとロジスティックス・オフィサーと密に調整する。

1,155,000円

現地雇用人役

15人役

1. プログラム・オフィサー(1名)
ハンバントッタを拠点に、コロンボにいるプロジェクト・マネージャーの指示と監督のもとで、事業の目的達成のために現場で実際に行われる作業の指揮と調整を行う。ハンバントッタでは、実施パートナーである現地NGOセワランカから事業のサポートにあたる職員(ロジスティックス・オフィサー、プログラム・アシスタント、アドミニストレーターなど)の協力を得て、コミュニティーのメンバーによる委員会を設立し、物資の受け入れ・管理と配布の準備・実施を監督する。さらに、プロジェクト・マネージャーに事業の進捗について報告し、現場訪問やモニタリングの調整も行う。
2. プログラム・アシスタント(1名)
 コロンボを拠点に、プロジェクト・マネージャーの通訳、そして現地政府や国連など他団体との調整、事業についてプロジェクト・マネージャーの補佐として業務を行なう。
3. プロキュアメント・オフィサー(3名)
 コロンボを拠点に、プロジェクト・マネージャーとアドミニストレーターの監督のもとに、支援物資の入札、発注と購入をコロンボで行なう。見積もりや支払いなどについては、ファイナンス・オフィサーの指示に従う。
4. ロジスティックス・オフィサー(2名)
 コロンボを拠点に、プロキュアメント・オフィサーと調整しながら、支援物資の輸送を手配する。支払いなどについては、ファイナンス・オフィサーの指示に従う。更に、ハンバントッタ側の職員と物資の引渡し・倉庫への納品についてコーディネーションを行なう。
5. ファイナンシャル・アシスタント(1名)
 コロンボを拠点に、ファイナンス・オフィサーの指示に従い、経理関係の作業を手伝う。見積もりや領収書などの英訳も行う。
6.アドミニストレーター(1名)
 コロンボを拠点に、プロジェクト・マネージャーの監督のもとに、総務や人事、支援物資の調達と輸送などに関わる作業を手伝い、事業全体のサポートを行う。
7.倉庫ガード(4名)
 ハンバントッタにて、プログラム・オフィサーとセワランカの監督のもとに、物資を管理する倉庫の警備員として業務を行う。倉庫は24時間体制で警備されるため、2名づつ交替で勤める。
上記現地職員は、JENの現地でのネットワークを利用し、信頼のおける国連や他NGOからの紹介と推薦のあった者を、面接と人事評価の上、採用する。場合によっては、スリーランカで一般的に行なわれている新聞広告を通して募集することも考えている。

547,500円

合   計


2,280,000円

本事業において現地NGOセワランカに期待する役割:
 JENの実施パートナーである現地NGOセワランカには、主に現場ハンバントッタでのコミュニティーのキャパシティー・ビルディング、そして支援物資の受け入れと配布作業に関する協力をお願いしている。上記プロジェクト・マネージャーとプログラム・オフィサーの指揮のもとで、セワランカからは以下の業務とリソースをJENに提供することを期待している:
  1. 現場ハンバントッタで、コミュニティーに関する情報提供。今までにセワランカがハンバントッタで築いてきたコミュニティーとの信頼関係と事業実施のノウハウを、今回JENが行う事業のために提供する。
  2. セワランカのコミュニティーとのネットワークを最大限に利用し、委員会の設立、裨益世帯の選択、コミュニティーの参加とキャパシティー・ビルディングなどを、限られた期間内にスムーズに行なわれるように協力する。
  3. ハンバントッタでの、JENコロンボから調達・輸送された支援物資の受け取り、ハンバントッタ内での輸送、裨益世帯への配布などのロジスティックスを、JENプログラム・オフィサーの管理のもとで行う。この業務を行うために、セワランカからの職員(ロジスティックス・オフィサー、プログラム・アシスタント、アドミニストレーターなど)が直接関わることが期待される。
  4. コロンボとハンバントッタの両地域において、セワランカが持っている現地業者や行政機関とのネットワークを本事業のために活用し、事業が迅速で効率的に行なわれるように協力してもらう。例えば、緊急時に価格が上昇しやすくて不足しやすい支援物資の確保を図り、交渉なども手伝ってもらう。
  5. 更に、事業実施の際に起きる緊急時の対応についてもセワランカの協力を得る。例えば、トラックの数を増やして支援物資の運搬が遅れないようにする。
固定資産について:
 パソコン、コピー機、FAX機などの通信機、無線機、プリンターは全てJENがコロンボで行う作業ためであり、事業を効率的に実施するにあたって必要な機材である。具体的には、安全確認、本部事務局と現場ハンバントッタとの連絡・報告、支援物資の調達管理、事業のモニタリング、事業報告や会計報告の作成などのためである。
 各機材の価格については、調査の際にJENが地元の業者と電話で問い合わせているものであり、更にセワランカなどと確認してある。その際に、まだ購入費が安くなる可能性も伝えられている。書面での3者見積もりについては、事業が承認され次第取り始める予定である。