
●事業計画書

●トリンコマレー県 環境整備等事業

●セワランカ財団・ JCCP戸別調査結果

●他援助団体対応状況

●スケジュール

●事業地域・写真PDF

●事業地域・地図
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緊急支援事業計画書
プロジェクト名
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スマトラ島沖地震被災者支援(緊急支援事業)
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実施事業名
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トリンコマレー県環境整備等事業
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実施団体名
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特定非営利活動法人 日本紛争予防センター (以下、JCCPと略)
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事業対象地状況
※詳細は別添資料
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【個別事業地毎被災者総数】
死者計35名
(Salli村18、Vellaimannal村12、Nachikuda村5)
負傷者計101名(Salli村100、Vellaimannal村1)
避難家族計1030家族(Salli村625、Samudragama村300、Vellaimannal村70、Nachikuda村35)
避難者数計3880名(Salli村2680、Samudragama村850、Vellaimannal村150、Nachikuda村200)
その他詳細別紙1参照
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根拠
(別紙1.セワランカ財団・JCCP戸別調査結果)
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【〃 公共等施設損害状況】
全壊住宅449軒(Salli村115、Samudragama村290、Vellaimannal村40、Nachikuda村4)
半壊住宅199軒(Salli村163、Samudragama村10、Vellaimannal村20、Nachikuda村6)
損壊共同トイレ6棟(Samudragama村6)
損壊戸別トイレ67棟(Salli村50、Samudragama村15、Nachikuda村2)
【詳細別紙1参照】
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根拠
(別紙1.セワランカ財団・JCCP戸別調査結果)
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【国際機関・援助団体対応状況】
【別紙2参照】
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根拠(別紙2.他援助団体対応状況)
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事業概要
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【詳細別紙3参照】
スマトラ島沖地震による津波により甚大な被害を受けたスリランカ東部トリンコマレー県の4ヶ村(Salli村、Samudragama村、Vellaimannal村、Nachikuda村)において、現地NGOセワランカ財団およびトリンコマレー県Government Agentの協力を得て、緊急支援を行う。
事業対象地域の4ヶ村は、12月29日から31日までの間実施した現地調査の結果(スリランカ代表代行野田朋子、ローカルスタッフ3名)、トリンコマレー県Town and Gravets DS Division(郡)の中でも被害の度合いが大きく(村のほぼ全てが崩壊)、かつ援助が行き届いていない比較的小さな村4ヶ村にターゲットを絞った。
また、民族的要素を考慮して、タミル人の村、シンハラ人の村、ムスリムの村、シンハラ・タミル・ムスリム混合の村を1村づつ選定した。
本事業では、避難用簡易シェルターの設置、住宅修理、戸別トイレ及び共同トイレの修理、生活用品(台所用品など)、衣類、食糧・水の配布を行い、村民計3880名に対して今後の復興支援に繋がるべく緊急支援を行う。
【最終裨益者見込数:14,984人(延べ裨益者数)】
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事業期間 |
2005年1月11日 〜 2005年2月24日 (45日間)
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裨益者計 |
14,984人
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※裨益者/最大執行人役〜
※事業費(直接経費)/最大執行人役〜
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事業内容 |
地域名
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計画数値
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裨益者
(家族(人数))
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事業費(直接経費)
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Salli村
(Tamil)
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避難用シェルター設置115棟
住宅修理163棟
戸別トイレ修理50棟
衣類・その他配布625セット
水・食料配布625セット×3週間分
生活用品配布625セット
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115家族(493人)
163家族(699人)
50家族(214人)
625家族(2680人)
625家族(2680人)
625家族(2680人)
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17,110,695円
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Samudragama村
(Sinhala)
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避難用シェルター設置290棟
住宅修理10棟
戸別トイレ修理15棟
共同トイレ修理6棟
衣類・その他配布300セット
水・食料配布300セット×3週間分
生活用品配布300セット
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290家族(821人)
10家族(28人)
15家族(42人)
300家族(850人)
300家族(850人)
300家族(850人)
300家族(850人)
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13,137,970円
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Vellaimannal村
(Muslim)
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避難用シェルター設置40棟
住宅修理20棟
衣類・その他配布70セット
水・食料配布70セット×3週間分
生活用品配布70セット
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40家族(86人)
20家族(43人)
70家族(150人)
70家族(150人)
70家族(150人)
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2,508,720円
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Nachikuda村
(Sinhala, Tamil,
Muslim)
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避難用シェルター設置4棟
住宅修理6棟
戸別トイレ修理2棟
衣類・その他配布35セット
水配布35セット×3週間分
台所用品配布35セット
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4家族(23人)
6家族(34人)
2家族(11人)
35家族(200人)
35家族(200人)
35家族(200人)
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836,872円
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※ 避難用シェルター、住宅修理、及び個別トイレの裨益者人数は、被害者数から被害家族数を割った平均値で計算している。
合計
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33,594,257円
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執行体制状況
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1.現地体制(JCCP)
当センター(JCCP)本部理事・所長の監督の下、本部担当者1名が本事業を担当、総務・経理、各種渉外を担当する。本部の監督の下、JCCPスリランカ代表事務所代表代行野田朋子(バブニアオフィス駐在)の指揮下、国際スタッフ(日本人)2名(1名は途中で交代)が従事する。
国際スタッフは、1名はプロジェクト総括、1名はアドミニストレーション・会計担当で、ともにトリンコマレー市を拠点として活動する。事業拠点事務所は、セワランカ・トリンコマリーオフィス内、もしくはオフィスが手狭となった場合は別途事務所を設置することとする。ローカルスタッフは国際スタッフの補佐業務・通訳を行うJCCPスタッフ1名(この他以下のとおり、セワランカ財団ローカルスタッフ5名が本事業に従事)とする。
トリンコマレーでは携帯電話は通じるものの、通信事情はコロンボに比べ劣るところ、JCCPコロンボ事務所で、常時安全状況等の情報収集を行い、緊急事態において、トリンコマレーの国際スタッフに連絡が取れる体制を整える。
2.関係団体との協力(セワランカ財団・トリンコマレー県Government Agent)
2000年8月のJCCPスリランカ代表事務所開設以来、協力関係にある現地NGOセワランカ財団と提携する。セワランカ財団は物資調達、住民への協力要請を担当(セワランカ・ローカルスタッフ5名)する。
また、現地行政機関であるトリンコマレー県Government Agent(GA)からも施設建設場所、物資配布の調整等に対して協力を得る。また、トリンコマレー県GA、その他NGO(当センターが加盟するConsortium of Humanitarian Agencies)から、他団体の事業との重複を避けるため助言、情報を得る。
3.個別事業体制
スリランカ代表代行野田朋子の指揮下、国際スタッフ1名が本プロジェクトの総括、1名がアドミニストレーションを行い、JCCPローカルスタッフ1名がその補佐を行う。
セワランカ財団ローカルスタッフ5名は、Salli村2名(規模が大きいため)、Samudragama村1名、Vellaimannal村1名、Nachikuda村1名にわかれ各村のシェルター設置、住宅修復、戸別・共同トイレ修復、物資輸送・配布の監督、各種調整業務を行う。原則として、住民自らが作業に従事し、建設及び建設後のメンテナンスを行うが、技術的に住民には無理な作業については技術者が行う(1村あたり5名‐Salli村のみ10名の計25名)。
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人役計
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従事業務
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事業費(人件費)
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本部人役(東京)
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1人役
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経理・総務
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675,000円
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現地人役計
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8人役
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2,403,000円
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国際sutaffu人役
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2人役
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プロジェクト総括、アドミニ・経理担当
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1,053,000円
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現地雇用人役
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6人役
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プロジェクト担当5名、国際スタッフ補佐1名
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1,350,000円
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合 計
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3,078,000円
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国外連携先
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団体名称
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連携状況(具体的にどのような連携なのか記述)
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NGO
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セワランカ財団
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物資調達及び各村での住民への協力要請、事業監督、調整等
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現地行政府
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トリンコマレー県Government Agent (GA)
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施設建設場所及び物資配布の調整等
各種助言
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国際機関
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総事業費
(詳細設計は別紙)
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44,542,207円
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財源状況(自己財源:2,232,207円、JPF財源:42,310,000円 )
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※事業費(直接経費)/総事業費 〜
※事業費(人件費)/総事業費 〜
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事業スケジュール
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