「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
2024.09更新
アフガニスタンでは40年にわたる紛争、政情不安、頻発する自然災害などの影響で社会経済が疲へいし、2024年には2,370万人が人道支援を必要とする状況です※1。2021年8月の政変以降、女性の権利を制限する動きは続き※2、特に女性やマイノリティの権利保護向上の支援は喫緊の課題です。
アフガニスタンの冬は大変厳しく、12~2月にかけて気温が零下20度まで下がる場所もあります。数メートルにもなる降雪は道をふさぎ、物流を阻みます。2021年は、直ちに支援を届けなければ冬の間に数百万人が餓死する恐れがあり、これ以上の人道危機の悪化を回避するために、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は新たなプログラムを立ち上げました。極寒の冬に向けて人々の命を守る緊急支援として、食糧・緊急支援物資・現金配布のほか、地雷等爆発物回避の教育を実施しています。
このような状況の中、アフガニスタン東部で2022年6月22日に発生したマグニチュード5.9の大規模な地震では、世界保健機関(WHO)によれば、1,039人が死亡、およそ3,000人が負傷、被害の大きかったパクティカ州ギヤン地区、バルマル地区、ホースト州スペラ地区で約4,500戸の家屋が倒壊しました※3。また学校7校(生徒総数5,000人以上)が被害を受けています。携帯電話網が失われているほか、道路の被害も甚大で、パクティカ州とホースト州で約36万2,000人が被災しました※4。
※1: OCHA, Afghanistan Humanitarian Needs and Response Plan 2024 (December 2023)
※2: OCHA, Afghanistan: Humanitarian Response Plan 2023 Response Overview (January 2024)
※4: OCHA, Afghanistan: Flash Update #4 Earthquake in Paktika and Khost Provinces, Afghanistan (26 June 2022)
期間 |
2024年5月~2025年5月 |
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予算 |
約83百万円 + 民間資金 (2024年度当初予算:82,704,675円) |
場所 | アフガニスタン |
期間 |
6カ月 |
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予算 |
1億5,000万円(政府緊急準備金) |
場所 | アフガニスタン地震被災地 |
活動予定団体 | JPF加盟NGO5団体 |
期間 |
2022年2月1日~2022年6月30日 |
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予算 |
3億円(政府資金、緊急準備金)、民間資金 |
場所 | アフガニスタン |
活動内容 | 食糧・物資・キャッシュ配付など |
2024年11月更新
活動地域の地図はこちら
ハザードマップの勉強をする地域住民 ©CWSA
アフガニスタンは世界で最も災害リスクを抱えた国の一つです。長年の紛争や内政不安は、防災や災害対策の遅れを招きます。ほぼ毎年のように発生する干ばつや洪水により、人々のぜい弱性は高まり、社会不安を生じさせます。この負の連鎖を断ち切るため、私たちは住民が災害リスクを正しく把握し、主体的に取り組む防災活動を緊急支援の枠組みに入れて、後押ししています。
(2023年度)
9人家族で唯一の働き手、マールトさん ©CWSA
家族の生活と村の安全を守ることができました
マールトさん
リンゴ果樹園を営んでいましたが、洪水の被害が大きく収入の大部分を失ってしまいました。CWSの支援で砂防ダムの建設に従事することができ、当座の生活費を得られただけでなく、自らの手によってこの村と建物を鉄砲水の被害から守るために働くことができます。将来の災害から村を守る活動に参加することができうれしく思います。
(CWS事業より)
その他の金額で寄付
日本のNGO・経済界・政府、そして市民がパートナーシップのもと力を寄せ合い、紛争や災害から発生する世界の人道危機にスピーディで効果的な支援を届ける仕組み、それがジャパン・プラットフォームです。
銀行名 | 三菱UFJ銀行 |
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支店名 | 本店 |
口座種類 | 普通 |
口座番号 | 1732863 |
口座名義 | 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム |
フリガナ | トクヒ)ジヤパンプラツトフオーム |
三菱UFJ銀行様のご厚意により、三菱UFJ銀行本支店・ATMからの振込手数料は無料です。
銀行名 | ゆうちょ銀行 |
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記号と番号 | 00120-8-140888 |
口座名義 | 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム |
フリガナ | トクヒ)ジャパンプラツトフォーム |
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恐れ入りますが、振込手数料をご負担ください。
ご寄付を下さった方は応諾書にてご連絡いただければ幸いです。
領収書の発行をされた方は応諾書は不要です。
企業・団体からの寄付の10%、個人からの寄付の15%を事務管理費として活用し、残りの全額は現地での事業費にあてられます。
いただいたご寄付は、アフガニスタンでの人道支援プログラム(「アフガニスタン人道危機対応支援」、「アフガニスタン西部地震被災者支援」)に活用させていただきます。
全ての支援事業への助成終了後に残金が出た場合には、次の緊急支援のために活用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
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