ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈
小林里香
地域事業部 休眠預金活用事業プログラムオフィサー
経歴
大学、大学院で生物学を専攻。卒業後は、大学や病院で研究に携わった。社会貢献への興味関心から、2021年、JPFに入職。
国内で発生した災害の食料・物資支援や、在留外国人の支援を担当しています。特に休眠預金活用事業※のプログラムオフィサーとして、現場で活動する団体への伴走支援や事業の評価を行っています。
※10年以上、取引のない預金(休眠預金)等を活用して、さまざまな社会課題の解決を目指す取り組み。
JPFは中間支援団体のため、直接現地で活動する機会は少ないですが、現場で支援に携わる団体を通じて「必要な方々に必要な支援」が届いたと実感した瞬間に、大きなやりがいを感じます。
2024年の元日に起きた能登半島地震では、発生直後からJPF内外で連絡が飛び交い、あらためて緊急人道支援に携わる組織であることを認識しました。食料を届けるために現地へ向かう団体と連携して動く中で、 関わる人全員がいつでも緊急事態に対応できるよう心が向いていることに感銘し、自分も関与できることをうれしく思いました。
フードバンクの倉庫で食品応援パッケージを作成/石川県鹿島郡中能登町/2024.11.21 ©2HJ
人道支援業界で働くのは初めてで、知識やスキルを今以上に高めていく必要性を感じることもありますが、チームメンバーでサポートし合う風土があるので、とても助けられています。安心して業務に取り組むことができています。
もともとは理系畑で、大学と大学院では生物学を専攻しました。卒業後は、大学と病院で研究に携わりNGOの世界とは無縁の生活でしたが、社会貢献に興味があり、JPFのスタッフと知り合ったことをきっかけに、この業界に飛び込みました。
今までのキャリアが直接的につながっているわけではないですが、研究での実験の組み立てとJPF事業の組み立ては、似ていると感じることも多いです。たとえば実験でも、社会課題の解決でも、「仮説を立て、データを収集し、結果を評価して改善していく」というサイクルがあります。そういった点では、これまでの経験を活かせていると感じます。
一人ひとりの意見を尊重してくれて、スキルを学べる環境が整っているところです。私は事業評価の際に役立つと思い、評価士の資格を取得させてもらったのですが、スタッフの成長を後押ししてくれるところがJPFの魅力の一つです。
みんなで支え合いながら仕事に取り組む姿勢にも、働きやすさを感じています。
NGOやNPOでの仕事に興味があっても、一歩を踏み出すのは勇気がいるかもしれません。私もそうでした。でも、今までの経験や知識を活かせる場面は必ずありますし、学べる機会もたくさんあるので、安心して挑戦していただけたらと思います!
JPFで働くことで、社会を良くするために非営利の支援団体が必要であることを実感しました。私たちの生活、社会の仕組みなどをより深く知ることができますよ。
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