冬を迎えるシリア難民への支援キャンペーン『THINK ABOUT A REFUGEE』 美術家・奈良美智さんがデザインに協力、期間限定「キャンペーンカード」で支援の輪を広げよう

プレスリリース
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JPF×ART Project『THINK ABOUT REFUGEES』キャンペーンへのご参加方法など、詳しくはこちらへ
https://www.japanplatform.org/contents/narayoshitomo_thinkabout/

ジャパン・プラットフォームと国連UNHCR協会は、2019年11月15日より、美術家の奈良美智さんがデザインにご協力くださったカードによる『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンぺーンを共同展開します。

©Yoshitomo Nara 2019

この冬も多くのシリア難民の命が、危機にさらされようとしています。シリア難民が直面している現状を知っていただき、支援活動の輪を広げることを目的にした本キャンペーン『THINK ABOUT A REFUGEE』には、「難民のことを思うとき、数ではなく1人の "ひと"を思ってほしい」という願いがこめられています。

2019年3月、奈良美智さんは、ジャパン・プラットフォーム企画「JPF×ART Project※」 でヨルダンを訪問。シリア難民キャンプやアンマン市内で暮らす、シリア人家族や子どもたちと時間を過ごしました。「難民問題という大きなくくりではなく、家族という小さな単位で見ている」と奈良さん。出会った子ども一人ひとりに思いを馳せながら、『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンペーンのためのカードデザインにご協力くださいました。

戦後最悪と言われる人道危機、気候変動により頻発する災害などにより、支援を必要とする人々の数は増加しています。もはや従来の方法や支援関係者だけでは解決できず、セクターや組織を越えた多様な人々の連携が益々重要になってきています。ぜひ以下キャンペーンに、多くの皆さまにご参加いただけますようお待ちしています。

奈良美智(なら よしとも)

美術家。1959年青森県生まれ。1988年ドイツ国立デュッセルドルフ芸術アカデミーに入学。2000年に帰国するまでケルンで制作を続ける。絵画を中心にドローイング、立体(木彫、FRP、セラミック、ブロンズ)、廃材を使った大型インスタレーション、そして写真作品など多様な作品を世界各地の美術館やギャラリーで発表する、日本を代表する美術家の一人。近年の主な個展に、「君や 僕に ちょっと似ている」横浜美術館、青森県立美術館、熊本市現代美術館を巡回(2012-2013 年)、「Life is Only One: Yoshitomo Nara」Asia Society Hong Kong Center(2015 年)、「奈良美智 for better or worse」豊田市美術館(2017年)など。2020年にはロサンジェルスカウンティー美術館で大規模個展が開催され、その後アジア・ヨーロッパの美術館へ巡回する予定。2019年には特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームの「JPF×ART Project」でシリア難民キャンプを訪問した。

ジャパン・プラットフォーム(JPF) 『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンペーン

紛争による難民や自然災害による被災者のため、国内外で緊急人道支援を届ける日本の43の加盟NGOと共に活動するJPFは、期間中「イラク・シリア難民人道危機対応支援」にご寄付くださった方、JPFの活動を継続的に支え難民に寄り添う支援となる「マンスリーサポーター」に入会くださった方で、ご希望される方に先着で奈良さんがデザイン協力くださったグリーティングカード(2枚セット)を贈呈します。

私たち一人ひとりにできる小さなことは、関心を持ったり、それを誰かに伝えたりすること。ぜひ2枚目は大切な誰かにお送りいただき、奈良さんのメッセージの輪を広げる仲間になってください。

時期 2019年11月15日(金)~2020年2月29日(土)※カード贈呈は無くなり次第終了となります
対象者
  • JPF「マンスリーサポーター」に入会くださった方
  • JPF「イラク・シリア人道危機対応支援」プログラムにご寄付くださった方

【JPF×ART Project(『THINK ABOUT A REFUGEE』 特設ページ)】
https://www.japanplatform.org/contents/narayoshitomo_thinkabout/

2019年3月、JPFが2011年よりイラク・シリア難民人道支援プログラムを継続実施しているヨルダンにおいて、奈良さんに難民たちの生活を体験する機会を持っていただきました。「JPF×ART Project」は、奈良さんの実際の出会いや体験や共感を、受け取った人々が自分ごととして考えるきっかけが生まれたらと願い、世界中のファンに影響を与え続ける奈良さんにご依頼したものです。また、社会課題に問題意識を持つ作家の作品づくりに対し、JPFとして貢献できることを目指しました。この『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンペーンにより、奈良さんのメッセージがより多くの方々に届くことを願います。

ジャパン・プラットフォーム(JPF)

日本の緊急人道支援の新しいしくみとして2000年に誕生。NGO・経済界・政府などがパートナーシップのもとに連携し、迅速かつ効率的に国内外で人道支援を実施するため、各得意分野を持つ日本の43のJPF加盟NGOを様々な形でサポートし共に活動する。設立以来、総額600億円以上、1500以上の事業、53の国・地域での支援実績、企業とNGO連携の促進、しっかりとした活動報告により信頼を築いてきた。国内の自然災害では、東日本大震災、熊本地震、西日本豪雨などのほか、現在「令和元年台風被災者支援(台風19号、台風15号)」にも対応中。

《問》特定非営利活動法人(認定NPO法人) ジャパン・プラットフォーム(JPF)

広報:高杉記子
jpfpr@japanplatform.org
TEL:03-6261-4035(広報直通)/080-6887-1042(広報直通) 
www.japanplatform.org

国連UNHCR協会『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンペーン

奈良さんがデザイン協力くださったキャンペーンカードを全国12都道府県の街頭ブースで期間限定配布します。

国連UNHCR協会は活動の一環として、全国12都道府県の商業施設やイベント会場などの街頭ブースを通じて継続支援者を募る「国連難民支援キャンペーン」を実施しています。『THINK ABOUT A REFUGEE』キャンペーンカードは、この街頭ブースで11/15(金)より配布を開始。ブースに立ち寄って、難民支援や越冬支援についての話を聞いてくださった方に先着でお渡しします。

難民という状況に置かれた1人の「ひと」を思う。これから徐々に寒さが募っていく季節、ほんの少しの関心や想いが難民の人生を変えます。国連UNHCR協会の街頭ブースに、この機会にぜひお立ち寄りください。

キャンペーン概要

場所 国連UNHCR協会 街頭ブース
時期 2019年11月15日(金)~年内まで(キャンペーンカードが無くなり次第終了)
実施する都道府県 北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、岐阜、三重、大阪、兵庫、京都、福岡
具体的な場所 難民ご支援ほっとライン 0120-540-732(通話料無料:平日10時~19時)までお問合せください。※お近くの実施場所を適宜お伝えします。

THINK ABOUT A REFUGEE 特設ページ ※奈良美智さんのメッセージをご紹介しています
https://www.japanforunhcr.org/archives/narayoshitomo

UNHCR(ユーエヌエイチシーアール)

国連難民高等弁務官事務所(United Nations High Commissioner for Refugees)の略称で、1950年に設立された国連機関のひとつです。紛争や迫害により難民や避難民となった人を国際的に保護・支援し、難民問題の解決へ向けた活動を行っています。1954年、1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、約135か国で援助活動を行っています。

国連UNHCR協会

日本におけるUNHCRの公式支援窓口として2000年に設立されました。UNHCR駐日事務所と連携しながら、UNHCRの活動を支えるための広報・募金活動を行っています。皆さまからのご寄付に対して、税控除の領収証を発行することができる認定NPO法人です。
https://www.japanforunhcr.org/

《問》 特定非営利活動法人(認定NPO 法人)国連UNHCR協会 

https://www.japanforunhcr.org/
広報:島田祐子 
shimada@japanforunhcr.org TEL: 0120-540-732(平日10~19時)

本件に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム

広報:高杉
TEL:03-6261-4035(広報直通)
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-6-5 麹町GN安田ビル 4F
Webサイト:www.japanplatform.org  E-mail:info@japanplatform.org
Facebook:ジャパン・プラットフォーム Twitter:@japanplatform

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