「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、12 月6日にフィリピンに上陸した台風22号(ハグピート、フィリピン名:ルビー)による被災者支援のため、12月10日に出動を決定しました。これにともない、広く支援金を募集いたします。
12月6日にフィリピンに上陸した大型台風ハグピートの影響により、死者19名、負傷者数916名、被災者数約66万世帯/約278万人、半壊または全壊の家屋が43,302戸という被害が出ており、避難所等には約20万世帯/約94万人が避難しています※。
最も被害が大きかった東サマール沿岸では各地で地滑りや洪水が発生しており、一部空港が閉鎖し、通信やアクセスが途切れている状況です。現在アクセスが可能になった地域より現地NGOなどが入り、調査を始めています。各国際機関は、フィリピン政府と協力して支援を開始できるよう準備中です。
※:Situation Report No.16 re Effect of Typhoon "RUBY" (HAGUPIT),
NDDRMC(National Disaster Risk Reduction and Management Council)、11, Dec, 2014.
JPFでは、台風22号(ハグピート)によりフィリピン沿岸部に甚大な被害が発生する可能性を予測し、迅速に緊急支援を行うための事前調査を目的に、上陸前の12月5日に現地へ出発しました。 JPF加盟NGO2団体(AAR Japan[難民を助ける会]、ピースウィンズ・ジャパン)のスタッフらとともに現地入りし、各支援関係者との連携を進めています。昨年の台風ハイエンの被害に比べると被災状況は限定的なものの、東サマール沿岸地域などは、全壊家屋も多く、食糧も十分出ない可能性があり、緊急支援が必要と判断しました。
JPF飯田修久事務局長は、「迅速に被災者の支援ニーズに対応するため、フィリピンでの活動実績があり現地事情に精通し、1週間以内に出動できるJPF加盟NGOに対して、助成支援を実施します。ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いいたします」と述べています。
現時点における、JPF「フィリピン台風ハグピート被災者支援2014」として予定している活動方針は以下のとおりです(予算と対応期間については、今後の現地の状況等に基づき見直すことがあります)。今後の状況につきましては、随時ホームページ等でご報告いたします。
対応期間 | 2014年12月10日~2015年1月31日(2カ月) |
予算枠 | 3,000万円(民間資金) |
出動団体(予定) | アジア日本相互交流センター(ICAN)、AAR Japan[難民を助ける会] |
銀行名 三菱東京UFJ銀行 |
※寄付金受付期間:2014年12月11日~2015年1月30日
(状況に応じて事業期間拡大検討の可能性があります)
※三菱東京UFJ銀行様のご厚意により、三菱東京UFJ銀行本支店・ATMからの振込手数料は無料です。
特定非営利活動法人(認定NPO 法人)ジャパン・プラットフォームは、日本の緊急人道支援の新しいしくみとして2000年に誕生した中間支援団体。NGO・経済界・政府が対等なパートナーシップのもとに連携し、迅速かつ効率的に国内外緊急支援を実施するため、単独では包括的な支援を行う財政基盤等が十分にない日本の加盟NGOを様々な形でサポートする。設立以来、総額310億円、980以上の事業、40以上の国・地域における実績を持つだけでなく、企業とNGOの協業を促進し、支援活動報告をしっかりとすることで確かな信頼を築いてきた。各得意分野のある48の加盟NGOと情報を共有し、ともに支援プロジェクトをつくる。民間から総額70億円以上が寄せられた東日本大震災支援では、被災県の地域連携・中間支援組織、地元NGOをサポートし、復興への体制整備に貢献している。
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