「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、パキスタンにおける水害に対し、10月1日に出動を決定しました。既にJPF加盟NGO2団体が支援を検討しています。
パキスタンでは、今年9月上旬から続いたモンスーンの大雨により、アザド・ジャンムー・カシミール地方やパンジャブ州を中心に、広範囲にわたり洪水の被害が発生しています。被災地域は現在も拡大中であり、行方不明者の捜索・救出活動は困難を極めており、道路の寸断などによりアクセスも困難であるため、支援活動は難航しています。また、浸水した地域では伝染病など健康被害も懸念されています。2014年10月1日時点において、今回の洪水による死者数は360名、負傷者数は646名、被災者総数は2,523,828名に上り※1、現地当局は、今後被災者数は約300万人(約40万世帯)に上ると予測しています。
※1:National Disaster Management Authority (NDMA)、Monsoon Weather Situation Report. 1 October 2014
現時点における、ジャパン・プラットフォームの「パキスタン水害被災者支援(2014)」として予定している活動方針は以下のとおりです。今後の状況につきましては、随時ホームページ等でご報告させていただきます。
プログラム名 | パキスタン水害被災者支援(2014) |
予算枠 | 2300万円(政府資金) ※予算と対応期間については、今後の現地の状況等に基づき見直すことがあります。 |
対応期間 | 初動対応 |
出動予定の団体 | 特定非営利活動法人 ジェン(JEN) 特定非営利活動法人 グッドネーバーズ・ジャパン(GNJP) |
内容 | 初動調査、家庭用NFIの配布、シェルターの配布、食糧の配布、衛生用品の配布 |
特定非営利活動法人(認定NPO 法人)ジャパン・プラットフォームは、日本の緊急人道支援の新しいしくみとして2000年に誕生した中間支援団体。NGO・経済界・政府が対等なパートナーシップのもとに連携し、迅速かつ効率的に国内外緊急支援を実施するため、単独では包括的な支援を行う財政基盤等が十分にない日本の加盟NGOを様々な形でサポートする。設立以来、総額310億円、980以上の事業、40以上の国・地域における実績を持つだけでなく、企業とNGOの協業を促進し、支援活動報告をしっかりとすることで確かな信頼を築いてきた。各得意分野のある49の加盟NGOと情報を共有し、ともに支援プロジェクトをつくる。民間から総額70億円以上が寄せられた東日本大震災支援では、被災県の地域連携・中間支援組織、地元NGOをサポートし、復興への体制整備に貢献している。
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