「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォーム(以下、JPF)が共催した「みんなの市民サミット2023」が4月16~17日の日程で広島で開催されました。
「G7広島サミットに市民の声を届ける」ことを目的としたこのサミットは、2日間で17の分科会が開催され、期間中、対面では約420名、オンラインで約100名が参加しました。
オープニングセッションでは、直前の4月13~14日に東京で開催されたC7サミットの活動報告や基調講演となる「ペースノートスピーチ」に続き、JPF共同代表の上島安裕が挨拶に立ち、現地の方々と相互理解を深める場としたいなどと述べました。
JPFは加盟NGOのピースウィンズ・ジャパンとともに分科会15「地域のつながりが災害を乗り越える力!~広島からこれからの防災を考える~」を企画・制作しました。JPF緊急対応部長の柴田裕子が司会を務めたこの分科会では、人道ニーズを減らす取り組みとして、防災をめぐる現地広島の活動報告や他地域の事例紹介等についてお話しました。また会場からは「障害者、高齢者は災害のときにどうしたらよいのか?」などさまざまな質問もあがりました。
クロージングセッションでは、各分科会から報告があり、共同宣言がまとめられました。サミット実行委員会の共同代表である渡部朋子さんが、「核のない誰も取り残さない持続可能な社会をみんなの手で作り上げる」というこのサミットのテーマを『約束する』ということが共同宣言だとお話しされ、会場からは大きな拍手が沸き上がりました。
JPFはこれからも、市民社会の一員として、紛争や災害から発生する世界の人道危機によって支援を必要としている最も弱い立場の人々にスピーディで効果的な支援を届けていきます。
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