「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
サイクロン・ナルゲ(現地名パエン)が10月29日にフィリピン・ルソン島南部に上陸、フィリピン全土が強風と豪雨に見舞われ、各地で地滑りや洪水が発生しました。フィリピン国家災害リスク管理評議会(NDRRMC)によりますと、これまでに(11月8日現在)死者は158人に上り、34人が行方不明となっています。また避難を余儀なくされた世帯は130万世帯以上に及び、460万人以上が被災しています※。11月2日には被害にともなう非常事態宣言が大統領名で発令されました。
この大きな被害を受け、JPFでは被災状況とニーズを調べるため緊急初動調査の開始を決定しました。JPF加盟NGOピースウィンズ・ジャパンが被災世帯数の最も多い西ビサヤ地方で8日から調査を行う予定です。現地では、行政、国連機関、NGO関係者、被災者などから聞き取り調査を行い、どのような支援が求められているか、現地行政や他団体がどのような支援活動を行っているかを把握し、必要支援内容を確定します。支援対象者と支援内容が特定できた場合は、提携団体と協力して必要支援物資の配付を行う予定です。
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