「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
静岡県では、台風15号の影響による9月23日から24日にかけての記録的大雨で、土砂崩れや浸水など大きな被害が出ています。これまでに静岡県内では死者・行方不明者3人、負傷者3人に上り、床上浸水が1,800棟以上、床下浸水が2,900棟以上とされています。静岡市清水区では一時、全世帯の6割にあたる6万3,000戸で断水となり、依然としておよそ半数で断水が続いているといいます※。一方で、現地の支援団体からの情報によると、浸水世帯はさらに多いとされており、被害状況の全容はまだ分かっていません。静岡県は26日、陸上自衛隊に災害派遣要請をしました。断水の続く静岡市清水区では、興津川の取水口付近で流木などの撤去を行うとともに、断水世帯に対して給水車による給水活動を実施していますが、復旧には10月5日ごろまでかかる見通しです。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)ではこうした状況を踏まえて、緊急初動調査事業を開始しました。調査事業では、全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)とともに現地の被害状況の把握し、静岡県などの行政や支援団体との情報共有や調整機能をサポートしてまいります。被害に遭われた皆さまには心よりお見舞いを申し上げます。
新しい情報は随時お伝えしてまいります。
死者 2人 行方不明者 1人 負傷者 6人
床上浸水 1,818棟 床下浸水 2,959棟
家屋全壊 4棟 半壊 5棟 一部損壊 57棟
孤立集落 静岡市、島田市、川根本町など計29世帯
停電 静岡市、川根本町、浜松市天竜区 計50戸
断水 静岡市清水区 63,000戸 川根本町 165戸 掛川市 80戸 浜松市天竜区 133戸
など
今、知って欲しいJPF最新のお知らせ