ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈
【東日本大震災から11年が経過します】
今年も、東日本大震災から11回目となる3月11日を迎えます。
あの震災により犠牲になられた方々、大切な人を亡くされ深い悲しみの中にある方々に、心より哀悼の意を表します。
現在も約3万8千人※の方々が全国で避難生活を余儀なくされ、多くの方々の生活に影響を及ぼしています。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、東日本大震災発生の当日より継続して支援を実施してまいりました。この長い期間、JPFの被災地復興のための支援活動をご支援くださいました皆様に、厚く御礼申し上げます。
また、JPFは2021年1月より、福島第一原発事故による影響で未だ支援が必要な分野に絞り、「福島に残された3つの課題」を解決すべく、引き続き「福島支援」に取り組んでおります。
「福島に残された3つの課題」
1 福島県内外の被災者・避難者への支援
2 被ばくリスクの軽減
3 地元主体で復興を担う体制の構築
元の土地に10年以上戻れず先の見えない長期避難生活で体調を崩し多くのものを失いながらも葛藤の中で生きていくことを余儀なくされていたり、被ばくのリスクなど、不安を抱えながら生活されている方々もいらっしゃいます。このように、心ならずも人生を大きく左右された方々のためにも、現状に関する継続的な情報発信や支援が必要です。
福島における原発事故に起因する課題は多様かつ複雑であり、数十年単位で長期化することが見込まれます。一方で、支援活動の財源は減少し、それに伴い、これからも必要な地元団体の活動が続けられなくなってしまう懸念があります。こうした状況を踏まえ、JPFの東日本大震災被災者支援(福島支援)では、この長期化する課題の解決に向けた地元主体で復興を担う体制構築支援を継続していきます。
今後も、帰還した地域で暮らす、また全国で避難生活を継続しなければならない方々が、心身ともに健全に希望を持って暮らせるよう、地域全体で力をつけていただくための支援に取り組んでまいります。
また、JPFは、当事者団体等で結成されたvoice from 3.11にも参加し、多くの支援団体との連携をすることで、福島の方々の現状や今後の支援の在り方について、より広く発信しています。
https://voicefrom311.net/info/2022/02/1491/
引き続き、皆様からのあたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
事務局長 髙橋 丈晴
※全国の避難者数約3万8千人のうち、福島県からの避難者数は約3万3千人。復興庁発表 2022年2月8日現在
▼「東日本大震災被災者支援(福島支援)」プログラムページ
https://www.japanplatform.org/contents/fukushima/
▼Voice from 3.11 公式サイト
https://voicefrom311.net/
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