「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
2021年2月以降、ミャンマー現地はますます混迷の度を深めています(2021年4月現在)。ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、非武装かつ平和的にデモを行っているミャンマー国民や人々に対して、国軍による拘束や暴力が行使され、子どもや若者を含む多数の死傷者が発生していることを深く憂慮します。
JPFは、加盟NGOとともに、ミャンマーにおける最初の人道支援活動として2008年5月にサイクロン・ナルギスの影響を受けた人々への「ミャンマーサイクロン被災者支援」を開始して以来、度重なる水害による被災者支援を実施してきました。2013年4月からは、紛争により故郷を離れなければならなかった人々が、自ら望む土地に安心して戻れるように、難民・国内避難民が多く発生している地域およびタイにて「ミャンマー少数民族帰還民支援」を展開しました。現在、2017年10月より、86万人以上※が避難しているバングラデシュ・コックスバザールでの「ミャンマー避難民人道支援」において、人々が衛生的で尊厳の守られた生活ができるよう、コロナ禍にあっても人道支援を継続しています。今後も、現地の人々の状況とニーズにあった支援を続けてまいります。
JPFは、ミャンマー国民や人々への暴力行為、人権侵害が直ちに停止され、人々の命と自由が守られ安全に生活できるようになることを切に求めます。また、日本政府を含む世界のリーダーに対して、より脆弱な立場に置かれた人々への人道支援が、今後も継続、強化されることを求めます。
特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
共同代表理事 永井 秀哉
共同代表理事 小美野 剛
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