「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォーム(東京都千代田区/以下、JPF)は、東日本大震災から丸10年を目前にした2021年1月より、2011年より継続してきた支援を止めることなく、福島に残された3つの課題解決のための新たな戦略をもって「福島支援」を開始いたしました。
本プログラムは、2019年度に実施した東日本大震災被災者支援事業評価※1で、外部専門家から提言のあった「福島に残された3つの課題」解決を目指します。福島第一原発事故による影響で未だ支援が必要な分野に絞り、2021年の1年間、被災者と支援者が共通の課題意識をもち、市民の力で復興を進められるよう、「オープンサイエンス※2」を支援します。長く続く今後の被災後の生活を、人々が健全に希望を持って暮らせるよう、JPFは、市民の力を結集し取り組んでまいります。
「福島に残された3つの課題」と解決のための活動※1:2020年3月 JPF東日本大震災被災者支援 評価報告書より
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▶本プログラムの支援事業例:
専門家しか関わることのなかった難しい放射能測定に、「子どもを被ばくから守りたい」というたった一つの願いで挑戦し続けてきた母親たちが、信頼できる技術で測定した情報を、リアルタイムで公開。また、これまで取得してきた技術を教材にまとめ、技術取得希望者にオンライン授業や研修を提供することで、測定技術者の育成を目指します。 |
2021年1月1日~2021年12月31日 ※モニタリングを行ない進捗確認し、以降の対応に生かします
※2:「科学的な研究を市民(非専門家)により開かれた活動へと変革する運動。(中略)従来の科学コミュニケーションを拡張して、市民を含めより多くの人々が協力し、より多くの人々を巻き込み、人々から信頼される科学研究を実現するための科学論・教育論を構築すること。」畑山満則・矢守勝也・Ana Maria CRUZ・横松宗太・大西正光・中野元太・Emmanuel GARNIER (2020),「京都大学防災研究所年報 第63号A」,「巨大災害研究の現状と展望(4)」, P.124
国内避難民や放射性物質による汚染という、災害と原発事故が混在した福島の事例は、国際社会からも注目を集めています。10年経った今も現在進行形の災害が続く中、放射能については未知の部分が多くはありますが、複雑で高度な専門分野の勉強が必要となる場合でもそれを回避せず、知識を積み上げることで、その教訓を活かすことを目指していきます。
長期間にわたる被災により、人々の心への影響も大きく、被災地で復興を担うための体制構築は急務です。JPFは、東日本大震災から10年が経過した本年も、市民の力を結集し取り組んでまいります。
引き続き、皆様からのあたたかいご支援を賜りますようお願い申し上げます。
銀行名 三菱UFJ銀行 支店名 本店 口座種類 普通 口座番号 1354054 口座名義 特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム カナ トクヒ)ジヤパンプラツトフオーム |
日本の緊急人道支援の新しいしくみとして2000年に誕生。NGO・経済界・政府などが対等なパートナーシップのもとに連携し、迅速かつ効率的に国内外の緊急支援を実施するため、日本のJPF加盟NGOを様々な形でサポートしている。設立以来、総額670億円以上、1650以上の事業、50以上の国・地域での支援実績、企業とNGOの協業の促進、しっかりとした活動報告により信頼を築いてきた。各得意分野を持つ40以上のJPF加盟NGOと情報を共有し、ともに支援プロジェクトをつくる。
JPFは、2011年3月11日、発災から3時間以内に出動を決定し、JPF仙台事務所を設立。岩手、宮城、福島各県に地域担当の常駐スタッフを配置して、被災された方々・地元NPO・支援団体・自治体などと情報共有、連携しながら、支援活動を展開してきた。加盟NGOだけでなく、地元NPOなどにも助成対象を広げた「共に生きる」ファンドを立ち上げ、地元主体の復興を支援。これまでに(2020年1月21日現在)企業・団体より延べ4,100回以上、個人より延べ46,000回以上寄せられた70億円を超える支援金により、84のJPF加盟NGO事業と、403の「共に生きる」ファンド事業を実施。被災県の地域連携・中間支援組織とともに地元NGOをサポートし、復興の体制整備に貢献してきた。
2015年11月からは「福島支援強化」方針を打ち出した。岩手、宮城については2016年度末で支援を終了。被災地の声と課題を把握しながら、多様なセクターからのリソースを適材適所にマッチングするコーディネーションの役割にも尽力し、一定の成果を認められた。http://tohoku.japanplatform.org/
特定非営利活動法人(認定NPO 法人) ジャパン・プラットフォーム
地域事業部:斎藤、広報部:高杉
TEL: 03-6261-4425(地域事業部直通) TEL:03-6261-4035(広報部直通) FAX:03-6261-4753
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