「共に生きる」ファンド助成団体 違反と対応の報告

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ジャパン・プラットフォーム(JPF)が2011年より継続している「東日本大震災被災者支援」の「共に生きる」ファンド助成事業で、下記団体について支援実施契約書における違反がありましたのでご報告いたします。
なお、当該団体には、JPFより再三の催告を行ったものの返還金の支払いが行われなかったため、JPFでは回収不可能と判断し会計上損金計上をしております。

JPFは、今後も違反のあったすべての案件や団体について一定期間ごとにまとめて公表し、助成事業の透明性を高め、寄付者の皆様への説明責任を果たすため、アカウンタビリティの強化を図ってまいります。

「共に生きる」ファンド第2回助成事業

団体名 特定非営利活動法人 希少難病患者支援事務局(代表理事 小泉二郎氏)
事業名 被災希少難病患者の専門医による診療体制整備事業
事業期間 2011/7/20~12/31
違反内容 事業未遂行による契約解消および助成金の未返金
対応 JPFは、2013年10月31日に東京地方裁判所に全助成額674万0048円の返還を求め提訴し、全額返還する旨の判決が確定したが、支払いが行われることはなかった。京都地裁に強制執行(債権差し押さえ)の申し立てをし(2014年3月3日受理)、預金口座を差し押さえたが、回収できた金額は17万9,563円少額に止まり、その後団体が解散したため対応を終了した。

「共に生きる」ファンド第16回助成事業

団体名 特定非営利活動法人 笑顔のお手伝い(代表理事 千葉義信氏)
事業名 被災者における外国人育成プログラムの実施とその家族に対する支援及び地域高齢者の二次予防とコミュニティづくり
事業期間 2014/4/1~2015/3/31
違反内容 助成額999万9100円のうち返還金84万7,475円の未払い
対応 JPFは2018年7月より弁護士に相談のもと内容証明の送付、電話、面談等による再三の支払い要求を行ったにも関わらず、支払いは行われなかった。本件に関しては、訴訟における金銭的・時間的費用を検討した結果、訴訟は実施せず対応を終了することとした。
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