8/16 NGO2030ウェビナーVol.31 「情報バイアスを越えて ~沖縄対話プロジェクト発起人 谷山博史氏に聞く、平和を実現するための新たな視点~」

8/16 NGO2030ウェビナーVol.31 「情報バイアスを越えて ~沖縄対話プロジェクト発起人 谷山博史氏に聞く、平和を実現するための新たな視点~」
イベント
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本イベントは終了いたしました。
当日の動画※は、こちらからご視聴いただけます。
※18:00-19:30(19:00‐の放課後トークは公開しておりません)

SDGsが目標達成を目指す2030年までにNGOがどのような存在になるべきか、今後のNGO像を議論し実行に移す、「NGO2030」。
これまでの国際協力や支援のあり方・関わり方が問われる中、NGO2030では、「これからの社会を担う世代と一緒に考えたい!」という想いから、2020年よりウェビナーを開催しています。

■第31回目となる今回のテーマは、「情報バイアスを越えて:平和を実現するための新たな視点」

紛争が日常化した今、世界の難民数は1億2,000万人を超えました。これは日本の人口とほぼ同じ人数が世界各地で避難を強いられていることになり、12年連続の増加となります。

難民を増加させている大きな一因でもある戦争や紛争をどう考えたら良いのか、たとえ微力であっても、私たちにできることはないのか、NGOに関わる人間にとっては、非常に歯がゆさに思い悩む日々でもあります。

一方、戦争は情報操作との戦いでもあり、自分達の中でも、平和を考える視点をきちんと持つことの重要性を実感します。紛争や戦争が起こされるところには必ず分断があると言います。情報操作は分断が生まれる大きな要因でもあります。対話によって分断を乗り越えることが大切です。市民社会の自由な活動領域である市民社会スペースが狭められているのは、対話のスペースが狭められているからとも言えるのではないでしょうか。

そこで、今回は、平和の実現について、現場の視点から考えるために、沖縄で辺野古新基地建設問題に関わりつつ「『台湾有事』を起こさせない沖縄対話プロジェクト」を立ち上げた谷山博史氏を迎え、「情報バイアスを超えて、平和を実現するための新たな視点」について、一緒に考えるウェビナーを開催します。

谷山さんは、日本国際ボランティアセンター(JVC)の代表理事、国際協力NGOセンター(JANIC)の代表理事を歴任。日本のNGOセクターをけん引してきた一人であり、現在は、沖縄に移住し、農業を携わりながら市民の考える平和について取り組まれています。

「沖縄で基地問題に関わることで何が見えたのか?」
「アフガニスタンに関わることによって、何が見えたのか?」
「日本の安保法制や平和に関する法整備は、どうなっているのか?」
「どのような情報バイアスの中に、自分たちは、晒されているのか?」
「平和を実現するための対話とは何か?」
「NGOは、平和における現状を受け止めて、それをどう考えるか?」

非常に重たいテーマでありますが、現場から見た平和について、谷山さんの報告を伺う中で、自分たちにとって、できることを考えるきっかけになればと思います。

この夏、「戦争と平和」について考えてみる時間をぜひ一緒に持ってみませんか。

開催概要

日時 2024年8月16日(金)18:00-19:30
会場 オンライン配信(Zoomにて行います)※途中入退室 自由
参加お申し込み方法 以下リンクより事前にお申し込みください。申し込みいただいた方に、後日、参加のためのリンクをお送りします。
https://forms.gle/h2EvwS2xcjSW3idb7
主催 JANICワーキング・グループ「NGO2030」

プログラム

18:00 - 18:05 イベント趣旨・「NGO2030」の紹介
18:05 - 18:50 「情報バイアスを越えて:平和を実現するための新たな視点」/谷山博史(沖縄対話プロジェクト発起人)
18:50 -19:00 質疑応答
19:00 -19:30 放課後トーク
少人数で自由に意見交換・相談ができる時間を予定しています(自由参加)

登壇者プロフィール

谷山 博史(たにやま ひろし)
1958年、東京都生まれ。沖縄対話プロジェクト発起人。日本国際ボランティアセンター(JVC)前代表/現顧問。土地規制法対策沖縄弁護団事務局次長。市民社会スペースNGOアクションネットワーク(NANCiS)コーディネーター。JIM-Net顧問。長年紛争現場や農村開発の現場での活動を経て、現在自らの足元である沖縄で平和と開発の問題に取り組む。2020年から沖縄県名護市在住。
著書に『「積極的平和主義」は紛争地に何をもたらすか?!』(編著、合同出版、2015年)、『非戦・対話・NGO』(編著、新評論、2017年)、『平和学から世界を見る』(共著、成文堂、2020年)など多数。

NGO2030について

NGO2030とは?

SDGsが目標達成を目指す2030年までにNGOがどのような存在になるべきか、今後のNGO像を議論し実行に移す、「NGO2030」。現在、約10のNGOスタッフや企業が、団体の垣根を越えて共に活動しています。
NGO2030では、「これからの社会を担う世代と一緒に考えたい!」という想いから、SDGsの達成に向けた"横断的な取り組み"や"業界を超えた連携の在り方"に関する本音に迫る内容のウェビナーを実施してきました。
2024年10月からは、「NGO2030ユースWG」を募集し、共に活動する企画を実施しています。
NGO2030  Facebookページ

参考:

JANICワーキング・グループ「NGO2030」
https://www.janic.org/workinggroup/57/

朝日WEBRONZA記事『危機的な世界で「不可欠な存在」になるために』上・下
こちらをクリック

「2030年を見据えた日本の国際協力NGOの役割」外務省 平成30年度NGO研究会 成果報告シンポジウム
こちらをクリック

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