2017年9月30日・10月1日「グローバルフェスタJAPAN2017」に出展いたしました

イベント
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日本最大級の国際協力イベント「グローバルフェスタ2017」が9月30日と10月1日、東京のお台場センタープロムナードで開催されました。ジャパン・プラットフォーム(JPF)は毎年恒例、今年もブース(ブース番号W111)を出展し、2日間でたくさんの方にお立ち寄りいただきました。お越しいただきました皆様に、心より感謝申し上げます。

概要

日程 2017年9月30日(土)・10月1日(日) 10:00-17:00
場所

お台場センタープロムナード(りんかい線「東京テレポート駅」から徒歩1分、ゆりかもめ「青海駅」から徒歩3分)

主催 グローバルフェスタJAPAN2017実行委員会
共催 外務省、独立行政法人国際協力機構(JICA)、特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)

グローバルフェスタとは

国際協力活動を行う政府機関やNGO、企業等が一堂に会する日本最大級の国際協力イベントで、今年は27回目。毎年10月6日の「国際協力の日」にあわせて開催され、幅広い年代総に国際協力を身近に感じてもらうとともに、ODAを含む国際協力の現状や必要性、政府とNGOの協力などについての理解と認識を深めてもらいながら、国際協力の参加を促進することを目的としています。外務省によると、今年の来場者数は120,861人(2日間合計)、出展者数は266社・団体。(グローバルフェスタ公式サイトはこちらから)

JPFブースでは今年も新しい企画を実施

毎年新しい企画を実施しているJPFブース。今年の新企画は、「クイズ大会」や「JPFスタンプラリー」ブース内にはJPFのことを知っていただけるポスターやパンフレットなどを展示いたしました。

1日4回実施した「クイズ大会」では、国際人道支援に関わる知識や、支援とはまったく関係のない社会問題を出題。「Q. ヨルダンのザータリ難民キャンプにあるのは? A. ① 5番街 ②凱旋門 ③シャンゼリゼ通り」「Q:カバの汗は? A. ①赤い ②黄色い ③青い」「Q.スフィア・プロジェクト(人道憲章と人道対応に関する最低基準)による、避難所のトイレの数の適正な男女比は? A. ①1:2 ②2:3 ③1:3」といった問題に、参加者から時に頭をひねらせ、時に笑いが起こりと楽しい時間となりました。参加した大学生らからは、「国際支援に参加してみたくなりました」「クイズを通して難しいことを楽しく知ることができました」などとうれしいお声をいただきました。

スタンプラリーは、グローバルフェスタに出展している団体のうち、JPFのプラットフォーム上で共に活動するNGOと企業と外務省の計17団体と共に実施しました。各ブースでもらえる台紙を手に17団体のブースを回ってスタンプを押しながら、各団体の活動を知っていただきました。なんとそのスタンプは、JPF職員やその家族が作った手作りなんですよ。世界に一つだけのスタンプを押すことで、ブースを回ることを楽しめたらと願って作りました。「NGO・企業・外務省など社会が一体となって人道支援が行われており、グローバルフェスタにご参加いただいた皆さんもその市民社会の一員なんだ」ということを実感していただけたら幸いです。
スタンプラリーには2日間で大勢の方に参加していただきましたが、イベント終了時間になっても「17のスタンプをもらうんだ」と諦めなかったお子さん、「こんなにたくさんの団体が協力しているんですね」と新しい発見をしてくださった女性、そして後日「スタンプラリーしながらいろんなテントに寄り、熱いお話聞けました。短い時間でしたが、濃い時間を過ごしました!」という感想をお寄せ下さったJPFスタッフのお友達などなど、本当にありがとうございました!また、スタンプラリーやクイズ大会の参加者への景品をご提供くださった株式会社アルーシャ(くまモンのネイルシール)、JPF加盟NGOのPARCIC(スリランカの紅茶)、支援者の方々に御礼申し上げます。

ブース以外のイベントも大好評

グローバルフェスタに来場する楽しみは、国際協力に携わる266もの団体を一遍に知ることができること。出展したJPFのやりがいは、JPFに関心を持ったり身近に感じたりしてくださる方々に出会えることです。でもそれだけではないのが、グロフェスの魅力。会場に設けられたひな壇では、数時間置きにイベントが開催されました。その中から3つだけご紹介します。 1日目には、外務省がピコ太郎氏へ「SDGs※推進大使」委嘱状を交付しました。交付後、ピコ太郎氏が「PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)」のリズムに合わせてSDGsバージョンを歌い、子どもからお年寄りまで大いに盛り上がっていました。外務省は、国連の定めた「持続可能な開発目標」(SDGs)の知名度向上に取り組み、SDGsの実現に向けて、社会の様々なアクターが手を携え行動する「Public Private Action for Partnership(PPAP)」を提唱しています。 同日夕方には、「オリエンタルラジオと楽しく学ぼう国際協力!」が開催され、タレントのオリエンタルラジオのお二人が登壇しました。「コンビにでは賞味期限が早いものから購入する」という行動も、SDGsの目標にある「飢餓をなくす」「持続可能な消費と生産のパターンをつくる」に関わってくるそうです。「親戚の子どもを大切にする」といった当たり前のことも「健康的な生活の確保」「包摂的かつ公正な質の高い教育を確保」という目標にコミットすることになるそうです。自分にも普段からできることがいっぱいあるんだと、意識が高まりました。 2日目の午前には、世界各地で音楽を通じた国際協力活動を行うNGO「国境なき楽団」とその代表を務める庄野真代氏によるライブ&トークが開催。庄野氏は日頃、JPFに寄付をお寄せいただく「日本酒文化を楽しむ会」に特別ゲストとしてもお越しいただいています。その際には、JPFと国境なき楽団が寄付を折半させていただいております。すばらしい演奏とお話をありがとうございました。

※SDGs:国連設立70年の2015年、ニューヨークの国連総会で世界の国々は、貧困や飢餓を撲滅し、地球環境を壊さずによい生活を送ることができる世界を目指す「持続可能な開発のためのグローバル目標 Sustainable Development Goals(SDGs)」を採択しました。目標は「貧困をなくすこと」「責任を持って消費すること」など17にわたり、実行項目は169に及びます。目標期限は2030年。

JPFはこれからも多様なアクターと力を合わせ、国際緊急人道支援を展開してまいります。

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