4月11日・12日、「第3回INEEミニマム・スタンダード(緊急時の教育の最低基準)2日間研修」開催

イベント
  • シェアする

  • ポストする

  • LINEで送る

お陰様で盛況のうち終了いたしました。
本研修には、総勢20人のNGO関係者にご参加いただきました。
皆さまに心より御礼申し上げます。

イベント概要

INEEミニマム・スタンダードとは

紛争や災害などの緊急時、多くの人は平時のような教育を受けることができなくなります。しかし、教育を受けることは基本的人権であるとともに、教育や適切な保護、ケアを通して、子どもたちの生命や権利、尊厳を守ることが可能になります。子どもたちが更なるリスクに晒されることを防ぐためにも、紛争や災害が起こった場合も速やかに教育分野における支援を始めることが大切です。そこで、約130の組織、機関から、政策立案者、教育関係者、研究者、NGOスタッフ、国連スタッフが参加するネットワーク機関INEE(Inter-Agency Network for Education in Emergency)が設立され、危機的な状況に置かれた人々を含むすべての人々が安全で質の高い教育にアクセスできる環境を確保するための最低基準が開発されました。その最低基準をINEE ミニマム・スタンダードといいます。

日本人講師による初のミニマム・スタンダード研修を昨年実施

一年前の3月初旬に、教育の分野で開発・人道支援に携わる15人が渡米し、日本国内でINEEミニマム・スタンダード(INEE ※1)研修を実施していくためのトレーナーの資格を取得してまいりました(※2)。そしてご存知の通り、2016年9月、2017年2月には日本人講師によってINEE MS 2日間研修が開催され、述べ約40名のNGOスタッフの方々にご参加いただきました。複数の講師による充実した研修内容に、参加者からは「INEE MSの活用方法がわかった」、「事前調査や計画立案などに役立ちそう」、「細分化された項目がチェックリストとして活用できる」という声に加え、参加者同士の豊富な経験に基づいた活発な意見交換などによって緊急時の教育についての理解や学びが深まったという感想が多く届いています。

そして、4月11日(火)&12日(水)に、第3回目となるINEE MS 2日間研修がJNNEとの共催で開催される運びとなりましたので、以下にご案内させていただきます(次回企画は未定で、年内の開催はこれが最後となるかと思います)。緊急時の教育について学べる機会を待っていたが前回は都合が合わず参加できなかった、INEEミニマム・スタンダード・ハンドブック(※4)の使い方を知りたかったという皆さま、どうぞ奮ってお申し込みください。なお、本研修まではINEE MS研修日本開催記念年として参加費を特別価格(通常の半額以下!!)とさせていただきますので、この貴重でお得な機会をお見逃しなきようご参加ください!

※1 INEE : Inter-Agency Network for Education in Emergencies
※2 INEEミニマム・スタンダード・トレーナー養成研修レポート
※3 JNNE: Japan NGO Network for Education (教育協力NGOネットワーク)
※4 INEEミニマム・スタンダード・ハンドブック
(英語版)http://toolkit.ineesite.org/inee_minimum_standards
(日本語版)http://toolkit.ineesite.org/inee_minimum_standards

研修概要

「第3回INEEミニマム・スタンダード 2日間研修」では、緊急時に最低限提供すべき教育を理解したい方や、教育支援事業の事前調査や計画を立案したい方にぴったりの内容です。

日程 2017年4月11日(火)& 12日(水)
目的
  1. 緊急時における教育支援の重要性を理解する
  2. 緊急時の教育のミニマム・スタンダードを理解し、緊急時の教育支援事業の事前調査、計画立案に適用できるようになる
プログラム内容 1日目
  • 人道支援における質の保証と説明責任(人道原則、人道支援の国際基準)
  • INEEミニマム・スタンダードとは(背景と理念)
  • 緊急時の教育はなぜ重要なのか
  • INEEミニマム・スタンダードの枠組み(基礎的スタンダードと4つのドメイン)講義&演習
2日目
  • INEEミニマム・スタンダードをどう使うか -事前調査―
  • INEEミニマム・スタンダードをどう使うか -INEE MSの適用―
時間 2日間終日(10:00~17:30)
※初日は受付のため9:45にはお集まりください。
会場 JICA市ヶ谷 201AB室
https://www.jica.go.jp/hiroba/about/map/
定員 20名
対象 3,000円
※当日現金でお支払いください。領収書はJNNEより発行されます。
※INEE Minimum Standardハンドブック英語版は当日配布します。
講師 荒川奈緒子(リサーチオフィサー(教育/平和と開発)独立行政法人 国際協力機構JICA研究所所属)
五十嵐豪(難民を助ける会所属、支援の質とアカウンタビリティ、PFA講師)
北原聡子(ピースウィンズ・ジャパン所属)
小荒井理恵(ユネスコ・アジア文化センター、JNNE所属)
塩畑真里子(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、JNNE所属)
言語 日本語 ※教材の一部は英語になります。
申し込み方法 こちらからオンラインでお申し込みください。 ※参加は全日参加を原則とします(団体内での人の入れ替えは不可です)。 ※キャンセルを希望される方は、必ず研修日の5日前にはお知らせください (4月7日正午を過ぎてのキャンセルは参加費全額をいただきますので、ご留意ください)。
締切 2017年4月4日(火)正午
※グループ分けなど事前準備作業があるため期日厳守でお願いします。
問い合わせ ジャパン・プラットフォーム事務局 NGO能力強化研修事業担当:鈴木
TEL:03-6261-4751
Email: training@japanplatform.org

本件に関するお問い合わせ先

特定非営利活動法人 ジャパン・プラットフォーム

NGO能力強化研修プログラム担当:鈴木さおり

〒102-0083 東京都千代田区麹町3-6-5 麹町GN安田ビル 4F
TEL:03-6261-4751(事業部直通)  代表:03-6261-4750  FAX:03-6261-4753

  • シェアする

  • ポストする

  • LINEで送る

一覧へ戻る

今、知って欲しいJPF最新のお知らせ

ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈

ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈

12/20 能登半島地震1年 オンラインシンポジウム「地震から1年を前に被災地の現状を報告、これからの課題を考える」

NEWS ZERO 元キャスター村尾信尚と考える「能登半島地震1年 オンライン シンポジウム」12月20日(金)午後3時~4時30分開催

継続的に人道支援活動を支える マンスリーサポーターのご案内

継続的に人道支援活動を支えるマンスリーサポーター 募集キャンペーン実施中

冬の募金キャンペーン実施中(2024.12.04-2025.01.31)

冬の募金キャンペーン実施中(2024.12.04-2025.01.31)

10/21開催 「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」

「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中

「能登半島災害支援(地震・豪雨)」 寄付受付中:すでに現地で地震被災者支援中の加盟NGOが命を守るための支援を開始

「能登半島災害支援(地震・豪雨)」 寄付受付中:すでに現地で地震被災者支援中の加盟NGOが命を守るための支援を開始

7/24 CNN.co.jp×ジャパン・プラットフォーム共催企画 「世界の人道危機  ~ウクライナ・ガザ侵攻から現在までを解説~」

【アーカイブ配信開始】7/24 12:00~ CNN.co.jp×JPF共催企画
「世界の人道危機 ~ウクライナ・ガザ侵攻から現在までを解説~」

ガザ・武力衝突激化から2カ月:朝日Re:Ron JPFガザ地区支援 評価担当スタッフ記事 (12/8 22:50まで無料)

ガザ・武力衝突激化から2カ月:朝日Re:Ron JPFガザ地区支援 評価担当スタッフ記事 (12/8 22:50まで無料)

JPF公式YouTube番組「ソーシャルグッド タイムズ」 第11弾 アクセプト・インターナショナル

JPF公式YouTube番組「ソーシャルグッド タイムズ」 第11弾 アクセプト・インターナショナル

「ガザ人道危機対応支援」決定(寄付受付中)

ガザ人道危機対応支援(寄付受付中)