「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
おかげさまで盛況のうち終了いたしました。
本研修には、総勢17人のNGO関係者にご参加いただきました。
参加者からは「INEE MSの活用方法がわかった」、「事前調査や計画立案などに役立ちそう」、
「細分化された項目がチェックリストとして活用できる」などといった声が聞かれ、有意義な会になりました。
ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
紛争や災害などの緊急時、多くの人は平時のような教育を受けることができなくなります。しかし、教育を受けることは基本的人権であるとともに、教育や適切な保護、ケアを通して、子どもたちの生命や権利、尊厳を守ることが可能になります。子どもたちが更なるリスクに晒されることを防ぐためにも、紛争や災害が起こった場合も速やかに教育分野における支援を始めることが大切です。そこで、約130の組織、機関から、政策立案者、教育関係者、研究者、NGOスタッフ、国連スタッフが参加するネットワーク機関INEE(Inter-Agency Network for Education in Emergency)が設立され、危機的な状況に置かれた人々を含むすべての人々が安全で質の高い教育にアクセスできる環境を確保するための最低基準が開発されました。その最低基準をINEE ミニマム・スタンダードといいます。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)のスタッフなど教育の分野で開発・人道支援に携わる15人は2016年3月、日本国内でINEEミニマム・スタンダード(INEE※1)研修を実施していくためのトレーナーの資格をアメリカで取得しました※2。このうち5人のスタッフは同年9月、日本人講師初となる「第1回INEE ミニマム・スタンダード 2日間研修」を開催し、17名のNGOスタッフにご参加いただきました。充実した研修内容に加え、参加者の豊富な経験に基づいた活発な意見交換などにより、「緊急時の教育についての理解や学びが深まった」といったうれしい声が多く届きました。そしてこのたび、JPFはJNNE(教育協力NGOネットワーク※3)との共催で、「第2回INEEミニマム・スタンダード 2日間研修」を開催することになりました。
日程 | 2017年2月1日(水)&2日(木) |
プログラム内容 | 1日目
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時間 | 2日間終日(10:00~17:30) ※初日は受付のため9:45にはお集まりください。 |
会場 | 中野サンプラザ7階 研修室#8(7階)東京都中野区中野4-1-1 |
定員 | 20名 |
対象 | 人道支援・開発協力・教育協力分野のNGOのスタッフや役員 |
参加費/資料代 | 3,000円 ※当日現金でお支払いください。領収書はJNNEより発行されます。 ※INEE Minimum Standardハンドブック英語版※4は当日配布します。 |
講師 | 原田奈穂子(東北大学地域ケアシステム看護学講座 講師、JQAN所属) 小松太郎(上智大学、総合人間科学部教育学科、教授) 利川豊(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン) 手島正之(パレスチナ 子どものキャンペーン) |
言語 | 日本語 ※教材の一部は英語になります。 |
申し込み締切 | 2017年1月23日(月)12時 |
申し込み方法 | こちらからオンラインでお申し込みください。 |
※1INEE : Inter-Agency Network for Education in Emergencies
※2NEEミニマム・スタンダード・トレーナー養成研修レポート
※3NNE:Japan NGO Network for Education (教育協力NGOネットワーク)
NGO能力強化研修プログラム担当:鈴木さおり
〒102-0083 東京都千代田区麹町3-6-5 麹町GN安田ビル 4F
TEL:03-6261-4751(事業部直通) 代表:03-6261-4750 FAX:03-6261-4753
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