「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
おかげさまで盛況のうち終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。
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当日のレポート
当日資料:UNHCR、UNDP、OCHA、JICA、KnK、CCP、JAR、JPF
当日使用した動画
関連プレスリリース
JPF「イラク・シリア難民・国内避難民支援」について
2014年からレバノンのベカー渓谷で避難生活を送るシリア難民の兄弟。
©UNHCR / A. McConnell.
シリア危機が始まって5年目になりました。周辺国へ逃れた難民、シリア国内の避難民が直面する状況は過酷を極めており、国際社会による支援がかつてないほど求められています。紛争への政治的な解決策が見出せず、2015年5月時点で約397万人※1のシリア難民がトルコ、レバノン、ヨルダン、イラク、エジプトへ逃れています。難民は不安定な生活を強いられ、故郷へ戻れる見通しも立っていません。シリア国内で1,220万人以上※2が保護と人命救助を優先した支援、生活支援などを必要としています。
紛争から逃れるため何千もの人が危険を承知で欧州を目指し、結果多くの命が失われています。さらに難民の存在は治安悪化やその他の社会問題と混同されて語られることがあります。このような複合的人道危機が世界規模の支援を必要としているにも関わらず、届けられる支援は縮小傾向にあるだけでなく、多くのシリア難民を受け入れて負担にあえぐ受入れ国への開発援助も十分にできない状況にあります。
同じ世界で起こっているシリア危機を、人道主義の視点から考えることで、私たちにとって身近な問題としてとらえていただき一緒に考える機会となれば幸いです。
ぜひ多くの皆さまのご参加をお待ちしています。
※1: UNHCR Syria Regional Refugee Response (13 May 2015)
※2:OCHA Syria, OCHA Turkey, OCHA Jordan and the OCHA Regional Office for the Syria Crisis: Humanitarian Bulletin Syria (7 May 2015)
日時 | 2015年6月19日(金)14:00-17:00(受付開始 13:30) |
会場 | 国連大学、ウ・タント国際会議場 |
言語 | 日本語、英語 (同時通訳あり) |
定員 | 300人(先着順) |
参加費用・申込み方法 | 無料・要事前予約 ※参加申し込み受け付けを終了いたしました。 |
主催 | 国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所/ジャパン・プラットフォーム(JPF) |
後援 | 外務省、国連人道問題調整事務所(OCHA)、国連開発計画(UNDP) |
開会挨拶:マイケル・リンデンバウアー(UNHCR駐日事務所代表)
来賓挨拶: 逢沢一郎(衆議院議員、UNHCR議員連盟会長)
基調講演1 シリア危機を「じぶんごと」とするために - 人道主義の視点から」
長 有紀枝(立教大学社会学部教授/JPF理事)
基調講演2 シリア紛争の地域的側面
アミン・アワド(中東・北アフリカ局、国連難民高等弁務官事務所 (UNHCR) 局長)
モデレーター:長 有紀枝、立教大学社会学部教授/JPF理事
折居 徳正(日本国際民間協力会(NICCO)事務局長/JPF・イラク・シリア・ワーキンググループ)
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