「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
おかげさまで盛況のうち終了いたしました。
ご参加いただいた皆さま、関係者の皆さまに心より御礼申し上げます。 イベントレポート4月23日の説明会に続き、7月1日と3日に「社会を動かす! NGOアドボカシー・ワークショップ」を、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は「動く→動かす」(GCAP Japan)国際協力NGOセンター(JANIC)、Mercy Corps(マーシー・コー)の4団体と共催しました。
約26団体から参加した40人は、それぞれの関心事項についてグループに分かれ、米国のネットワークNGO「InterAction(インターアクション)」のジョン・ルスラフ氏にアドバイスを仰ぎながら、各々の経験、知識やネットワークを活かし、効果的なアドボカシー戦略の作成に挑戦しました。ワークショップ後には、「具体的にタスクに取り組むことで、アドボカシー活動のイメージができた」、「同じテーマに取り組む参加者とのネットワークができた」、「ここで作成したアクション・プランをぜひ実行してみたい!」などの嬉しい声が多く届きました。
参加者が取り組んだテーマ:1) 福島の子どもの課題、2)ジェンダーの不理解による女性の社会進出への差別、3)人道支援に対する助成金の増額、4)平和構築、5)NGOの財政や環境の改善、6)保健、7)MDGs/Post MDGs、8)教育。 |
現在、国際協力の世界では、ODA大綱の見直しや、2015年が期限の「ミレニアム開発目標」(MDGs)の次の目標づくり(ポスト2015開発アジェンダ)など、私たちNGOが力を合わせて取り組まなければならない課題が目白押しです。
NGOの活動をより効果的なものへと発展させるためにも、現場の声をもっと広く積極的に伝えていく必要があります。大きな動きがあるこのタイミングをチャンスと捉え、もっと元気に、「もっとみんなで」アドボカシーを行っていくことが、日本の国際協力NGOにも求められているのではないでしょうか。
そこで、本年7月、アドボカシーの先達、米国のネットワークNGOであるInter Action(インターアクション)のジョン・ルスラフ氏を招いて、動く→動かす(GCAP Japan)、国際協力NGOセンター(JANIC)、ジャパン・プラットフォーム(JPF)、Mercy Corps(マーシー・コー)の4団体が合同で、「社会を動かす! NGOアドボカシー・ワークショップ」を開催します。ワークショップでは、ルスラフ氏に、これまでの豊富な経験や実績から導き出した、効果的なアドボカシー戦略について分かりやすく解説していただくだけでなく、グループワークにて実際にアドバイスを仰ぎながら、参加者自身の関心事項に合致したアドボカシー戦略の作成に挑戦していただけます。
このワークショップを最大限に活用してもらうため、4月23日に説明会を実施いたします。
初めてアドボカシーについて学ぶという方も、すでにアドボカシーに取り組んでいるがより専門的な知識を身に付けたいという方も、皆様どうぞ奮ってご参加下さい。なお、7月のワークショップは、原則として本説明会にご参加いただいた方が対象となりますことをあらかじめご了承ください。
※本プログラムは「J.P.モルガン」ならびに米日カウンシル主導の「TOMODACHIイニシアチブ」の支援を受け、Mercy Corpsとのパートナーシップのもとに実施しているものです。
日時 | 2014年4月23日(水)15:00-17:00 |
場所 | 3×3Labo(さんさんラボ)(東京都千代田区丸の内3-2-3 富士ビル 3F) |
対象者 | ・日本の国際協力NGOで、これからアドボカシー活動を実施したいと考えている団体 ・日本の国際協力NGOで、すでにアドボカシー活動を実施している団体 |
募集人数 | 40名 |
参加費 | 無料 |
稲場 雅紀(動く→動かす 事務局長)
アドボカシー・ワークショップ実行委員会
(動く→動かす、国際協力NGOセンター、ジャパン・プラットフォーム、Mercy Corps)
ジャパン・プラットフォーム事務局(研修事業担当:鈴木、姫野)
東京都千代田区大手町 1-6-1大手町ビル 2階 266区
TEL:03-5223-8858 / FAX:03-3240-6090
E-MAIL:training@japanplatform.org
実施背景 本ワークショップは、2013年4月に日本のNGOリーダー10人が参加した「Inter Action スタディ・ツアー」をきっかけに、米国の先進的なアドボカシー活動に触発された研修参加者からの高い要望の声を受けて発案されたものです。 現在、GCAP Japan、JANIC、JPF、Mercy Corpsの4団体で実行委員会を結成し、準備を進めています。 NGOが取り組むべき社会課題が山積する中、私たち日本のNGOに問われていることの一つが、政策を変え、人々のマインドを変えていく「アドボカシー」の能力です。日本は「アドボカシー」が難しい国と言われていますが、実は市民セクターは豊富なアドボカシー経験を持っています。世界のノウハウと日本の経験を学びながら、日本のアドボカシーを「もっと元気に、もっとみんなで」できるようになるために、ぜひ、このアドボカシー・ワークショップを成功させたいと考えています。多くの団体のご参加をお願い申し上げます。 |
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