2025年1月のガザ停戦を受けて

活動レポート

ジャパン・プラットフォーム(JPF)

2025年1月のガザ停戦を受けて

ガザ人道危機対応支援

温かい食事を受け取った男の子 ©Good Neighbors Japan

2023年より激化している武力紛争下にあるガザでは、1月19日から6週間(42日間)の停戦に入りました。

双方からの人質の解放、帰還、ガザ住民の戦火からの解放、支援物資の流入も進んでいるようです。暫定的ではありますが、非常にうれしく思います。この間に少しでも休戦、終戦への交渉、協議などへの機運がさらに高まっていくことを願うばかりですし、これまで人道支援、並びに和平交渉などに取り組まれてきた関係者の皆さまに感謝の意をお伝えしたいです。

一方で、今回の停戦期間は日数が限られていますし、すでにパレスチナ自治区内のヨルダン川西岸地域での爆撃などが起きています。隣国レバノン南部のようにガザ地区内でもいつ停戦が破られてもおかしくない状況にあり、安堵とまでは行かないのが悲しい現実です。

UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の活動禁止を受け、NGO活動の重要性がさらに増す中で、JPFとしては加盟NGOを通じて一層ガザ地区の人々への人道支援を届けていく所存です。ご覧いただいている皆さまにもそうした「屋根のない監獄」のような暮らしを強いられている人々へのご支援を、ほんのちょっとのお気持ちで結構ですので、ぜひともお手伝いいただければ幸いです。

JPFでは2009年よりガザの支援を開始しています。温かい食事を口にして喜びと感謝の気持ちを伝えてくれたガザの人々の姿などの動画は、こちらをご覧ください。

ガザでの活動・現地の人々からのメッセージを見る>>
炊き出し支援の様子>>


JPF 事業推進部
角田健一

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