ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈
ジェン(JEN)
炊出しに並ぶ地域の人々/トルコ、ハタイ県/2024.03.28 🄫JEN
食事の準備。平らにした生地を揚げているところ/トルコ、ハタイ県/2024.07.18 🄫JEN
JENスタッフが炊出しをお手伝いする様子/トルコ、ハタイ県/2024.05.27 🄫JEN
提供された食事(左手前はこの地域でよく食されるひき肉を平らにして焼いた料理)/トルコ、ハタイ県/2024.05.16 🄫JEN
心のケアの一環として実施したアートセラピー/トルコ、ハタイ県/2024.04.18 🄫JEN
炊出し施設の中心メンバーと提携団体スタッフ/トルコ、ハタイ県/2024.06.14 🄫JEN
ハタイ県は、2年前の2023年2月6日に発生したトルコ南東部地震で大きな被害を受けた地域です。
被災した人の中には、震災以前より国を追われたシリア難民の方々も多く、もともと弱い立場におかれていた人々が地震によってさらに苦しい状況に追いやられています。
今に至るまで、複数の炊き出し施設などでぜい弱な立場にある人々の支援が続いていますが、ボランティアと寄付に頼っているため不安定な運営状況です。また、スタッフの多くは現地で被災し震災のトラウマを抱えながら働いており、心のケアを含む支援を必要としています。
このような状況の中、JPF加盟NGOのJENは、ハタイ県の2カ所の炊き出し施設への支援を通じて、食事を提供するとともに、炊き出し施設の運営費用の補助や、現地スタッフの運営能力強化のためのキャパシティビルディングや心のケアを通じて、運営の安定化を目指して活動しました。
食料支援の内容としては、温かい食事を日に2回、学校に通う子どもたちや貧困世帯などぜい弱なグループを含む人々に配布。JENの支援によって、これまで豆類中心だった食事にお肉が加わるなど、バランスの良い食事を提供することができるようになりました。栄養のある食事を通して、子どもたちの健康を守るだけでなく学習意欲も高めています。
本事業は2024年10月で終了しましたが、地域主導で持続可能な運営を行っていくことをめざしています。
これから、本格的な冬を乗り切るため避難生活を支えるさらなる支援が必要とされています。
JPFは引き続き「トルコ南東部地震被災者支援2023」において、現地の人々の命と生活を守るための各事業を続けていきます。
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