ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
燃料支援の様子/レバノン、ベカー県バールエリヤス地域/2024.12.14 🄫CCP Japan
シリアでアサド政権が崩壊して1月8日で1カ月が経ちました。
2011年の内戦勃発以降、シリアでは長年にわたって不安定な情勢が続いてきました。JPFは2012年よりこの人道危機を受けて弱い立場におかれた人々の緊急支援を続けています。支援の内容は、食料・物資の提供、水・衛生、医療、子どもの保護、障害者支援、心理社会的支援、教育、農業再開と生計支援など、シリアと周辺国の状況に合わせて、人々の生活再建と、難民と受け入れ地域であるホストコミュニティの融和を促進する支援などに尽力しています。
<政権崩壊以降の状況について>
これまでトルコ国境を超えた先の難民キャンプなどでの生活を余儀なくされてきたシリア難民の多くはシリア国内に帰還を始め、12月8日以降、11万5,000人もの人々がシリアに帰還しました※1。しかし、長年の内戦で経済は破綻し、社会インフラが破壊されて機能不全に陥るなど、帰国しても生活の術があるわけではありません。国内でも新たに66万人以上の避難民が発生、その多くは女性と子どもです※1。
現地で支援活動にあたっているJPF加盟NGOからは、各地で燃料や越冬に必要な物資の不足、食料ニーズが報告されています。
<現地での支援ニーズ>
• ディーゼル燃料(車両や発電機用)が不足
• 暖房燃料が不足
• ブランケットや防寒着など厳しい寒さをしのぐ物資の不足
• 食料ニーズ
• 一部地域で支援が届いていない場所もあり
JPFと加盟NGOは、引き続き安全に配慮しながら、刻々と変わる現地の支援ニーズを把握し、シリアの人々の命を守る支援を続けていきます。また、これからは、シリアという国家再建、社会経済インフラの再構築への支援ニーズが高まっていく見込みです。
※1 UNHCR, Syria situation crisis, Regional Flash Update #8, 2 January 2025
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