「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)(MdM)
受付後、血圧測定の実施 ©MdMJ
診察中の様子1 ©MdMJ
診察中の様子2 ©MdMJ
薬剤処方の様子 ©MdMJ
バングラデシュでは大雨により東部11県で大規模洪水が発生し、約582万人が被災しています※。中でもフェニ県では、被災者の割合が高く、家屋を失った世帯や死者ももっとも多くなっています※。
現地では薬や医療用品の不足が深刻で、これらの充足や緊急診療が求められています。また、経済活動の停滞や市場の混乱により、食料価格が急騰しており、食料支援のニーズが非常に高く、迅速な支援が必要とされています。
ジャパン・プラットフォーム(JPF)加盟NGOのメドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)(MdM)は、この状況をうけ、JPF「バングラデシュ東部水害被災者支援」として、「バングラデシュ・フェニ県における水害被災者緊急保健医療支援」を開始いたしました。
この事業では特に被害が大きいフェニ県の4地区で、保健医療・栄養(食料配布)分野での緊急支援を行います。
まずは、地域被災住民に対する基礎診療と栄養状態を調査するため、現地団体のPULSE Bangladesh Societyと協力し、被害が大きい東部フェニ県で巡回診療を開始しました。主に学校を借りて、1日あたり150~200人の診療を行っています。
自然災害による環境の変化や、特に水衛生の悪化は人々の健康に影響を与えます。診療や栄養スクリーニングの結果に基づき、必要な物資や食料はバングラデシュ国内で調達して支援を進めています。
MdMは、引き続き、医療が必要な人々の診療を行い、彼らのニーズと最適な支援方法を調査しながら活動を続けていきます。
診察を受けた患者さんの声や、被災地の状況の詳細はこちらからご確認ください。
MdM現地活動レポート
※:OCHA, Bangladesh: Key Immediate Needs and Situation Analysis - Eastern Flash Floods 2024 (Version: 3rd Update, 31 August 2024)
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