「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
パルシック(PARCIC)
パルシックは毎週水曜日の朝、物資配布を行っている ⒸJPF
配布の1時間前から長い列が ⒸJPF
JPF加盟NGOのパルシックは、能登町を中心として被災者支援を実施しています。避難生活を送る方々を訪問、支援ニーズを聞き取り、不足している物資や食料の支援をおこなったり、避難所や公民館でコーヒーの提供などを行う「ちょっこりカフェ」を開き、おしゃべりをしながらホッとできる場を提供しています。
こうしたなか、輪島市中心部にある重蔵神社が行っている食料などの物資配布支援の運営を他団体とともに行っています。重蔵神社は1,300年の歴史を持つ奥能登の古社で、大規模な火災のあった朝市のすぐそばに位置します。輪島の守り神として「重蔵さん」と地域でも親しまれてきました。今回の大地震は、境内の建物にも大きな被害を与えました。
5月29日は、食料や生活必需品の配布を行いました。
配布した物資の中で、レトルトのパスタソースはJPF休眠預金活用事業の資金で、簡易トイレはJPFの助成金で購入したものです。物資支援に訪れる方の多くは、最近仮設住宅に入居したり、在宅で避難を続けていたりする方々で、この日は200人ほどが集まり、1時間足らずでほとんどの品物がなくなりました。在宅避難されている方々のなかには、まだトイレが使えない家庭もあり、簡易トイレの配布に「大変たすかります」と話していました。
ジャパン・プラットフォームは、引き続き被災された方々のニーズに迅速に支援をお届けするために活動を続けていきます。
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