「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ピースボート災害支援センター(PBV)
コミュニティセンターに相談にいらした住民の皆さん©(社)PBV
コミュニティセンターに相談にいらした住民の皆さん©(社)PBV
コミュニティセンターに相談にいらした住民の皆さん©(社)PBV
JPF「7月豪雨被災者支援」プログラムで活動中のピースボート災害支援センター(PBV)は、秋田市で被害が大きかった楢山地区コミュニティセンターに8月4日、支援拠点を開設しました。住民が気軽に立ち寄りやすい場所になるようにと、コミセン駐車場をお借りしてテントを張り、支援物資の配布や支援情報の提供、資機材の貸し出しをしています。
オープンと共に住民が訪れ、発災当時のことや現在の生活での困りごとを話していただきました。
「高齢のお母さんとペットがいるから避難所に行けなくて、2階に避難をしていたの」
「お風呂は被災してしまいまだ使えない。親戚の家のお風呂を借りているけど、お互い気を遣ってしまうのよね…」
「床上120cm浸水してしまい、息子と2人で畳上げて、床板を剥がして乾燥させてる。ただ、その光景を見るたびに悲しくて不安な気持ちになってしまう」
帰り際、
「お話ししたかったから、たくさん話してすっきりしたわ」
「わかってくれる人がいなかったから、話せて嬉しかった」
「また来るわね」
と嬉しいお言葉もいただきました。
発災から約3週間。現地で活動するPBVスタッフは、支援物資や情報をお届けすると共に、気軽に気持ちを話せる場所、不安を吐き出せる場所、お話しをしてほっと一息できる場を提供していけたらと思っています。
JPFと加盟NGOは、住民の声を聞き寄り添いながら、早期の生活復興を目指してニーズに応じた支援を届けてまいります。
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