ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈
ジャパン・プラットフォーム
約40名の防災士の方が参加した研修会 ©JPF
「被災者支援のヒント集」をもとに、CHSのポイントを説明するJPF斎藤 ©JPF
支援のモレ、ムラをなくすためのアイデアを話し合うワークショップ ©JPF
冒頭にご挨拶いただいた南区総務企画課の福田課長 ©JPF
研修会の目的や防災士への期待などを話された南区総務企画課の森主査 ©JPF
「一歩先を行く行動」をとれる防災士を目指そうと呼びかける水野さん ©JPF
避難所運営の経験を語ってくださったゲスト講師の吉村さん ©JPF
2016年4月、大地震の被害にあった熊本県。その後も2020年7月には、コロナ禍で初の大災害となる豪雨被害に見舞われたこともあり、今、防災への取り組みが活発化しています。特に、熊本市南区では、地域の防災士の方々とともに地域防災力を向上しようと、防災講座や防災訓練といったさまざまな取り組みを積極的に推進。また、地元のラジオ局・熊本シティエフエムは防災関連の番組を放送したり、NPO法人ソナエトコは子ども向けの防災ワークショップを開催するなどして地域の防災意識向上に取り組んでいます。12月11日(日)、JPFはこの熊本市南区・熊本シティエフエム・NPO法人ソナエトコとタッグを組んで、同区在住の防災士の方々を対象とした「防災士研修会」を開催しました。
JPFは本年9月以降、熊本地震被災者支援から得られた知見を日本全国にお伝えするため「被災者支援のヒント集」を用いた研修会を開催していますが、今回の「防災士研修会」はその第3回目となります。過去2回は、福島県内の社会福祉協議会や中間支援組織の方々を対象に実施。熊本県での開催は今回が初めてです。
研修会当日は、約40名の防災士の方が参加。冒頭、熊本市南区役所区民部総務企画課 福田敏則課長からのご挨拶に続き、同課 森勝之主査が本研修会の目的や「防災士とともに地域の防災活動を広げていきたい」と意気込みを話されました。その後、自身も防災士であり熊本シティエフエムでパーソナリティを務めるNPO法人ソナエトコ理事長 水野直樹さんが、参加者の方々がこれまで蓄積してきた知識や経験を土台に、自発的に「一歩先を行く行動」ができる防災士を目指していこうと呼びかけました。
このように大きな期待が寄せられている地域の防災士の方々に、より質の高い支援・防災活動の知識を身につけていただこうと、JPF熊本地震支援担当の斎藤真樹からは「被災者支援のヒント集」で解説している被災地で活動する際の留意事項CHS※「人道支援の質と説明責任に関する必須基準」について、実際に熊本地震の際に発生した事例などを交えながら説明しました。また、震災後に避難所運営でリーダーシップを発揮されたゲスト講師の吉村静代さん(益城町在住)からは、ご自身の経験をもとに「避難所で暮らす方々には多様なニーズがある。我慢をさせない支援を提供するために被災者主体の発想が大切」といったお話をいただきました。全体を通じてクイズやワークショップをおりまぜた講義に、参加者の皆さんは終始熱心に参加くださり、地域防災力向上に向けて確かな手応えが感じられる非常に意義深い研修会となりました。
※ CHS:Core Humanitarian Standard on Quality and Accountabilityの略。詳しくはこちら。
なお、この研修会の模様は、地元新聞紙の熊本経済新聞で記事としてとりあげられました。Yahoo!ニュース等にも転載されるなど、防災に関する社会的関心も高まっています。皆さまもぜひこの機会に「被災者支援のヒント集」をご一読いただき、防災への意識を高めていただければ幸いです。
熊本経済新聞
https://kumamoto.keizai.biz/headline/380/
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/18899c6af7058a792bb64025ae9b5ce55bb768aa
dメニュー
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-kumamoto380?fm=latestnews
goo ニュース
https://news.goo.ne.jp/article/minkei/region/minkei-kumamoto380.html
緑のgoo
https://www.goo.ne.jp/green/column/minkei_kumamoto380.html
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