アフガニスタンでは、長年の紛争・干ばつや洪水等の自然災害、新型コロナウイルス感染拡大の影響に加え、昨年8月の政変によってさらに経済状況が悪化し、深刻な食料危機に見舞われています。
特に西部ヘラート州の農村地域における食糧難・生活難は深刻です。この地域ではイランから帰還した国内避難民が流入したことで、さらに負担が大きくなり、特に女性、子供達が食料不足に苦しんでいます。
JPF加盟NGOの日本国際民間協力会(NICCO)はアフガニスタン・ヘラート州において、特に脆弱性の高い生活困窮世帯2000世帯約14000人を対象に緊急食糧配布支援を行っています。
8月、ヘラート州の中でも最も貧しい地区の一つであるトルグンデイで740世帯、クシュキ・ロバット・サンジー地区で1260世帯の受益者に食糧を配給することができました。