ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈
CWS Japan(CWS)
CWS報告書の表紙 ©CWS
JPF加盟NGOのCWS Japan(CWS)は、JPFの支援を受け、コミュニティ・ワールド・サービス・アジア(CWSA)と連携して、パキスタンのシンド州でサバクトビバッタの被害への支援活動を行ってきましたが、そうした支援活動から得られた課題と解決策を記録し、今後の類似災害に向けた教訓とするため、2022年3月に報告書を発行しました。
サバクトビバッタの被害は歴史的に深刻な問題であり、現在でもアフリカ、近東、南西アジアの広い地域で農業と食糧の安全保障に脅威を与え続けています。
サバクトビバッタの生態や群れの予測に関する知識は、時代とともに大きく発展してきましたが、種を理解し、予測のための技術を持つだけでは十分ではありません。国際的な政策や協力、さらには予測のタイムリーな伝達がなければ、発生を食い止めることはできないのです。また、サバクトビバッタの発生への対応は長期にわたるため、サバクトビバッタの駆除以外にも多くのことが必要となります。そのため、複合的な災害状況に備えた、より柔軟で全体的なアプローチが必要となります。
サバクトビバッタの発生間隔は不規則で長いため、ある世代が得た知識や経験が次の世代にうまく伝わらないことがあります。今回CWSが作成した報告書は、世代を超えて確実に知識を伝達するうえで重要な役割を果たすことが期待されています。
CWSの報告書はこちらからご覧いただけます(英語のみ)。
https://www.cwsjapan.org/wp-content/uploads/2022/03/LocustReport.pdf
今、知って欲しいJPF最新のお知らせ