「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
損壊した家畜用フェンス ©ドンドゴビ県庁
モンゴルでは3月の中旬に大規模な砂嵐が発生。遊牧民のゲル(移動式住居)が損壊し、住居を失った被災者が多く出ました。また、生計を支える貴重な収入源の家畜も被害を受けました。現地で必要とされている支援を届けるため、JPF加盟NGOは準備を進めています。
ユーラシア大陸内陸部の砂漠やその周辺の乾燥地域での砂嵐は、日本では黄砂として降ってくることがあります。中国やモンゴルで緑化活動に取り組む団体の代表、原鋭次郎さんは砂嵐について以下の様に話しています。
「ひどいときは、鼓膜に砂があたる音がするんですよ、パチパチと。方角が分からないくらいになっちゃいます。10mぐらい先も見えない。日本に来るのは降りかかってくる程度かもしれないけど、現地ではもっと恐ろしい部分もあるんです」
砂嵐の防止には砂漠化を食い止めることが重要です。放置すれば、砂嵐のような災害だけでなく、農業や牧畜ができなくなることで、飢餓や貧困がさらに広がるおそれがあります。
NHK WEBニュース「黄砂の発生地では何が...」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210428/k10013002551000.html
今、知って欲しいJPF最新のお知らせ