「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
砂嵐被害に巻き込まれる家屋 ©ドンドゴビ県庁
4月16日、ジャパン・プラットフォーム(JPF)は、モンゴルにおいて発生した砂嵐による被災者支援のための出動を決定しました。
3月14~15日にかけて発生した砂嵐は 、広範囲にわたる地域に大きな被害を及ぼしました。全土で、ゲル(移動式住居)、家畜用フェンス、家屋の屋根などが損壊し、10人が死亡※1、被災者数は延べ4,000世帯以上、15,000人以上とみられています※2。現地の経済において貴重な収入源である家畜にも死亡・行方不明の被害が多く出ています。
JPF加盟のセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)は、現地のニーズに合わせ、被害を受けた遊牧民世帯へのゲルの配布や、衛生状況の改善や新型コロナウイルス感染予防のための衛生キットの配布、生計手段である家畜を失い経済的に困難な状況に置かれた遊牧民世帯への現金給付、子どものための心理的応急処置(PFA)に関する情報提供などを実施予定です。
現地では、新型コロナウイルスの感染が確認されており、現地の関係機関との情報交換を通じて、感染対策措置を把握し、予防を徹底した上で、緊急支援を迅速に実施してまいります。
今後の状況につきましては、随時JPFウェブサイト、SNSでご報告いたします。
※1:モンゴル国家危機管理庁(National Emergency Management Agency : NEMA)より(3月27日時点)
※2:モンゴル国家危機管理庁(National Emergency Management Agency : NEMA)とモンゴル統計局(National Statistical Office)より推計(3月27日時点)
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