「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)
JPF加盟NGO ワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)は、バングラデシュへの避難民居住地におけるジェンダーに基づく暴力(GBV)からの保護とコミュニティの対応力強化事業を実施中です。
コックスバザール県の難民キャンプでは、緊急人道支援やバングラデシュ国政府支援が実施されているものの、ジェンダーに基づく暴力(GBV)や虐待の報告は後を絶たず、大きな課題となっています。
WVJは8月、16回にわたりGBVに関する啓発セッションを実施。
「Intimate Partner Violence(IPV)」(親密なパートナー間の暴力)と「薬物」をテーマに、
女性グループと男性グループそれぞれにセッションを行いました。
女性は、380人以上が参加し、参加者からは、「IPVがどのような形態の暴力であるか知ることができた」、などの声が聞かれました。
またセッションを担当した避難民の中から登用されたGBVボランティアは、「IPVは多くの女性が経験したことがあり、啓発セッションは自分たちの経験を共有し、どのように防いでいくか話し合う場にもなった」と話しました。
男性は130人近くが参加し、「IPVと飲酒の関係性について理解した」、「IPVや子ども、特に女子に与える影響について理解した」、「IPVと児童婚・早婚の関係性について理解した」などの声が聞かれました。
※JPFでは、民族的背景および避難されている方々の多様性に配慮し、「ロヒンギャ」ではなく「ミャンマー避難民」という表現を使用します。
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