「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
難民を助ける会(AAR)
復旧した製菓作業場の様子 ©AAR
寄贈された車両と利用者の皆さん ©AAR
JPF加盟NGO難民を助ける会(AAR)は、JPFプログラムとして、令和元年台風第19号で大きな被害を受けた福島県いわき市の社会福祉法人いわき福音協会が運営する、「指定生活介護事業所ポポロ」に、送迎用福祉車両1台と製菓・製パン用オーブンを提供しました。
こちらの事業所は、障がいのある25人の利用者が製菓・製パン事業に取り組んでいましたが、台風19号による浸水被害を受けました。 そのため、保有していた車両4台のうち3台が水没し、オーブンなどの設備が全て使えなくなってしまいました。 製菓・製パン活動が継続できないと、主な収入源が失われてしまい、車両が足りないことで、車いす使用者の送迎にも影響が出ています。
AARの支援に、事業所は「職員の車両で送迎するなど苦肉の策で対応してきましたが、これで状況が改善されます。製菓・製パン事業では被災前の製品を復活させることができました」
「水害直後にAARが最初に支援に来てくれて、物心両面において助かりました。事業を被災前の状態に戻すのは諦めていたので、まさか元通り活動できるようになったことに驚くとともに、支援に感謝しています」と話しました。
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