「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ピースウィンズ・ジャパン (PWJ)
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各国で深刻な被害をもたらしているサバクトビバッタの増殖。
1平方㎞の群れが1日に食べ尽くす作物は、人間3万5千人分の食料に匹敵すると言われています。
被害が出ている国や地域での食料の自給率が下がるだけではなく、世界中で食料価格が高騰し、それが原因で深刻な飢餓が起こる恐れがあります。
特に、ケニアでは70年に1度の大きな被害が出ていると言われています。
JPF加盟NGO ピースウィンズ・ジャパン Peace Winds Japan(PWJ)は6月、ケニアのトゥルカナ郡で、行政職員約40人に対する指導員研修を行いました。彼らはこの研修を受けたのち、サバクトビバッタの監視や駆除作業を実際にコミュニティで行うことになる若者たちへの指導にあたります。
研修には国際連合食糧農業機関(FAO)によるトレーニングを受けた指導員が招かれ、サバクトビバッタの生態や監視・防除作業の方法、コミュニティの巻き込み方に関しての実践的な講座が提供されました。
研修は新型コロナウイルス予防を徹底しながら行われました。
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