「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ピースボート災害支援センター(PBV)
ポンプで床下から水を抜き取る ©PBV
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JPF加盟NGO、ピースボート災害支援センター(PBV)は、台風で被害を受けた家屋の調査などを行っています。
(※PBVはJPF助成事業としては、災害ボランティアセンターの運営支援と家屋保全講習会を実施)
PBVは福島県いわき市で被害を受けた家屋への支援を実施中です。家屋によっては、基礎の作り方の様式が原因で、通風孔等から水が入り込み、そのまま床下がプールのようになってしまっている建物が多くあります。信じられないことに、あるお宅では床下を開けてみると、小さな魚が泳いでいたというケースもありました。
このようなお宅では、水の抜け道がないため、まずはポンプで水を吸い取ることになります。さらに、ポンプで水を最後まで吸い取っていても、最後のふき取りは雑巾やスポンジで手作業で行うことになり、床下に潜り込んで行うため、大変な重労働です。
また、床下の乾燥には1か月以上かかり、気温が落ち、冬の近づく福島で床を開け放しておかなければならない状況は、カビの発生を抑えるためには必要なステップですが、住人の方々の生活には大きな影響があります。
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