「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
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7月7日の午前中に真備町を訪問したジャパン・プラットフォーム(JPF)のスタッフは、1年前に決壊した小田川の堤防を視察した後、一路、岡山市へと戻り、午後は「災害支援ネットワークおかやま 平成30年7月豪雨災害における支援1年民間合同報告会」に参加させていただきました。JPFの西日本豪雨被災者支援事業を進める上でも、多くの地元団体の皆さんのお話を伺うことができるのは、とても重要な機会です。
今回の報告会は、岡山駅から一駅の北長瀬駅前にオープンして間もない複合施設「ブランチ岡山北長瀬」のコミュニティスペース「ハッシュタグ」で開催されました。敷地内の噴水で水遊びをする子供たちの楽しそうなはしゃぎ声が聞こえてくる会場では、参加18団体の皆さんより、発災時から現在までの活動の報告を聞かせていただきました。
災害支援ネットワークおかやまには180団体が参画されているということで、報告されたのはその一部ですが、内容は多岐にわたりました。ボートによる人命救助、支援物資の配給、ボランティアセンターの運営や救護活動、お子さんの支援、お母さんの支援、お灸、はり、マッサージによるストレス緩和、思い出の詰まった写真の洗浄、法律相談等々、被災者の方々に寄り添った様々な支援が行われてきたことがよくわかります。また、一つの報告の中で、別の団体のことが紹介されるなど、地元の皆さんのつながりや協力関係の話がしばしば聞かれたのも印象的でした。
参加団体の皆さまには、貴重なお話を聞かせていただき、誠にありがとうございました。報告の合間にスクリーンに大きく映っていた「雨のち 晴れの国 おかやま やっぱり晴れるで!」という災害支援ネットワークおかやまのキャッチフレーズのとおりに、今後もさらに復興が進んでいくことを祈念しています。
当日は、一般財団法人クラレ財団様にも、真備町視察から報告会まで、慌ただしいスケジュールにお付き合いいただきました。あらためて、お礼申し上げます。引き続き、JPF事業へのご理解とご支援を賜ることができましたら幸いです。
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