「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
©Turjoy Chowdhury/Disasters Emergency
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1歳のサンジーダ・べグン(Sanjida Begum)さんは従兄弟のモハメド・サーシャ(Mohammad Shah)とともに座り込んでいます。彼らはミャンマーのブティダウン(Butidaung)地区ダマイシャラ(Damaishara)からバングラデシュのタンカリ難民キャンプへと逃げてきました※。ミャンマーで突如襲撃してきた集団は彼らの家に火を放ち、家を焼き払いました。彼女はその時眠っていましたが、幸運にも生き延びることができました。
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バングラデシュでは、現在120万人ものミャンマー避難民が支援を必要としています。村を焼かれ住むところを失った人々、辛い体験により心理的なトラウマを抱える子どもや女性たち。難民キャンプにたどりついても、劣悪な衛生環境による感染症拡大など医療支援ニーズも高く、JPFは、バングラデシュ コックス・バザール難民キャンプで、医療支援、生活物資の支給や、衛生環境の改善事業を実施しています。圧倒的な支援不足が現状です。
(※)国連児童基金(UNICEF)は、72万人(東京都練馬区の人口に匹敵する人数)にものぼる子ども達が、難民キャンプでの生活を余儀なくされ、支援を必要としていると報告しています。
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