ユニクロ、ジャパン・プラットフォームを通じて、 能登半島の地震・豪雨で被災された方々にヒートテックを寄贈
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
©Turjoy Chowdhury/Disasters Emergency
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オマールさんは、わずか1歳のミャンマー避難民の男の子です。彼の母親であるセリマはバングラデシュに逃げてきた日からオマールさんが風邪による発熱で苦しんでいることをとても心配しています。地元の医師やボランティアのスタッフが直ぐに治療を施しましたが、体調が一向に回復しません※。彼らはバングラデシュのコックス・バザールにあるバルカリ難民キャンプ内の施設で保護されています。現在、難民キャンプで生活する子どものうち80%もの子どもたちが風邪をひき、発熱に苦しんでいます。適切な治療を施すことができず、特に小さな子供達が栄養失調に陥っています。
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バングラデシュでは、現在120万人ものミャンマー避難民が支援を必要としています。村を焼かれ住むところを失った人々、辛い体験により心理的なトラウマを抱える子どもや女性たち。難民キャンプにたどりついても、劣悪な衛生環境による感染症拡大など医療支援ニーズも高く、JPFは、バングラデシュ コックス・バザール難民キャンプで、医療支援、生活物資の支給や、衛生環境の改善事業を実施しています。圧倒的な支援不足が現状です。
(※)現在コックス・バザールでは72万人(東京都練馬区の人口に匹敵する人数)という子どもたちが、難民キャンプでの生活を強いられています。一方で、そのうち約45万人(兵庫県尼崎市の人口に匹敵する人数)に上る子どもたちは医療施設の不足等により、治療を受けるこができずにいます。
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