「能登豪雨1ヵ月:現地からの報告」アーカイブ配信中
ジャパン・プラットフォーム(JPF)
©Turjoy Chowdhury/Disasters Emergency
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ソママさんは2歳半の女の子です。
長年ミャンマーで病気に苦しんでいた彼女の父親モハメド・アロゾが亡くなってから、母親一人で全ての面倒を見るのがとても難しくなりました。
ソママさんは、ミャンマーからバングラデシュに避難してくるまでの3日間の過酷な道のりの中で2回気絶しました。難民キャンプについてから4日余りたったころからは、高熱に苦しんでいます。
バングラデシュ到着後の2日間、母親は難民キャンプでの支援を受けられずに、飢えに苦しみました。彼女は今、タンカリ難民キャンプで保護されています。
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バングラデシュでは、現在120万人ものミャンマー避難民が支援を必要としています。村を焼かれ住むところを失った人々、辛い体験により心理的なトラウマを抱える子どもや女性たち。難民キャンプにたどりついても、劣悪な衛生環境による感染症拡大など医療支援ニーズも高く、圧倒的な支援不足が現状です。JPFは、バングラデシュ・コックスバザール難民キャンプで、医療支援、生活物資の支給や、衛生環境の改善事業を実施しています。
世界食糧計画(WFP)は、食糧の配給が追い付かず、難民キャンプで生活する全ての人達に食糧配給するのは困難だと報告しています。
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