人道支援をつないで20th

20周年ロゴメッセージ

  • 多様な人々がセクターを越え連携するプラットフォームをあらわす
    :マルチカラーとタグライン「人道支援をつないで」
  • 迅速に効果的に必要な人々に寄り添って人道支援を届ける
    :JPFロゴの円がつながるイメージ
  • JPFレッドからSDGs17「パートナーシップで達成する」のブルーヘ
    :SDGsカラーのグラデーション

平素よりジャパン・プラットフォーム(JPF)を支えて下さっている多くの皆様に、心より御礼申し上げます。
JPFは、今年2020年、おかげさまで創設20周年を迎えました。

昨年2019年度も、各地における紛争、過去に類をみない自然災害、慢性的な貧困、急速な都市化や気候変動の影響により、JPFと支援現場で活動する加盟NGOが直面する人道危機は、より複雑化・大規模化・長期化の傾向を辿りました。現在、紛争や災害により家を追われた人々の数は7,950万人、その数は10年前の2倍ともなり、史上最悪と言われています※1

2020年度は新たな課題として、100年に一度の衛生危機※2といわれる事態をもたらしている新型コロナウイルスが、全世界同時発生的に猛威を振るっています。JPFは、すでに支援を実施している脆弱な国や地域において、既存の人道危機のさらなる悪化を防ぐ体制をNGOと共に模索し、支援を止めることなく継続してきています。COVID-19の終息には、国内はもちろん、国を越えた支援連携が求められています。

「Leave No One Behind(誰一人取り残さない)」に向けた課題解決のために、JPFはこの先5年、10年、20年先を見据えながら、より弱い立場になってしまいがちな人々、必要としている人々にしっかりとニーズにあった支援を届けていけるよう、設立時に志した、NGO、企業、政府等が連携する市民社会のプラットフォームとして、人道支援のプロフェッショナルとして進化し続けてまいります。

これからも、ともに支援を届ける仲間として、皆様のあたたかいご厚意を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム
共同代表理事 永井 秀哉
共同代表理事 小美野 剛
事務局長 髙橋 丈晴

※1: UNHCR, Global Trends Forced Displacement in 2019( 18 June 2020)
※2: WHO( 31 July 2020)

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